七夕

裏は表のように進む事が､少なくなったので｡
七夕 年に一度愛し合う二人が逢瀬を赦される日｡
天の川の対岸に別たれて暮らす独りぼっちな二人｡

ある七夕の日に大阪で飲み会を入れていた｡
19時頃､同時の彼女から電話が｡
『今日は七夕｡うちに来てくれませんか!?』七夕の日に一緒に居たがっていたみたい｡
しかし､今日の今日言われて予定の飲み会を断れず｡
こう言う時に限って､飲み会は盛上る｡
途中ﾄｲﾚに立ち電話すると､天の川見える？と｡
ﾋﾞﾙの展望台迄3Fかけあがるが､大阪のｲﾙﾐﾈｰｼｮﾝの灯りで星すら見えない｡
『見えるよ』
嘘つきだなと思いつつ､『でも､今夜は行けそうに無い｡』
『今一緒に天の川見てるだけで良い』

そんな夢みたいなﾎﾝﾄのお話｡
あの頃は純粋やったなぁ｡