思いではすべて綺麗な思いでにして思いだそうと思う

自宅で仕事をしているのでラジオは一日中付けっぱなし
十代から二十代のころはポップスが大流行だった
クイーン，カーペンターズ，オリビア・ニュートンジョン，スタイリスティックス，アースウィンデンドファイアー……他いっぱい

　カタカナで書くとなんかおかしい

最近ラジオから流れる音楽にあの頃のポップスが多くなっている……明らかに多い

少し前はＪポップばかりだったのに……最近はふえたなぁ

そんな音楽を聴いていると思い出すのは当時の彼女たちのこと

曲を聞くと記憶の画面が蘇ってくる

なぜかいい場面ばかりで、特にセックスの場面が次々に出てきてそれだけでヘトヘトに……たぶん頭の中はＨで一杯なんだろうなぁ

今日は　　yesterday oncemore

思いでの場面は初体験のとき……いい思い出

15歳の秋……中３だった

相手はお決まりの話でクラブの一つ上の先輩

小柄でガリ勉で控えめでスタメンになったこともないのに一生懸命だった……そして　可愛かった

練習中も試合中もいつも彼女を視線を感じていて、振り返るといつも微笑んでいてくれて……俺は彼女の微笑んでいる顔しか見たことがない

日曜日の体育館
一人で練習しているところへ彼女がやってきた
偶然じゃなかったんだろうなぁ

一気に色んなことを話すようになった

でも彼女はすぐに卒業

彼女はトップクラスの進学校へ行ってしまい、俺はひたすらバスケバカ

それでも彼女を追いかけたかった

勉強を教えてもらう名目で日曜の午後は彼女の家に通い続け本気で頑張った……ド田舎だったせいかそれとも俺の印象が良かったのか・(*^v^*)　周囲も優しく接してくれたけど飛躍的な成績アップにはつながらなかった

だって

暇があればキスばかりしてたんだから

快感やテクニックとかじゃない　キス

キスしてキスして　抱きしめてもセックスはどうでもよかった……キス　それだけでよかった

それだけよかったのに、それだけじゃない日がやってくる

ナゼか誰もいない家……彼女はミニスカ

どうするの

バスケで彼女の生脚をギリギリまで見ていても何かを感じたことはなかったのに、ミニスカには参った……理性は消滅し性欲の♂になってしまった

あれから脚フェチになったのかも

たぶん彼女には　少しの“誘惑”と　大きな“ためらい”があり結論は俺にまかせたのかも知れない……その無言の問いかけがミニスカだったんだろう

シチエーションは出来上がっている
単純で素直な俺はそれに応えた

15歳と16歳
未熟なセックスだったけど嬉しかったなぁ……彼女は相当痛かったみたい……だって彼女は小柄だし俺のはデカチンなんだもん……で　俺も少し痛かった

少しも色褪せない鮮明な記憶
感触まで思いだせる

結局彼女とのセックスはその一回きり

というのも俺は別の高校へ行き……そこは全寮制だし、日曜日は試合ばかりでだんだん会えなくなり、彼女は大学受験でいそがしくなりで……さよならも言っていないのに

彼女の記憶は　ハイティーンの彼女だけ

今日はずっとそのことを思いだしていた

素敵な彼女でした