クレジットカードの不正利用って特殊詐欺より多いのか？

今日の日経新聞に記載してあったクレジットカードの不正利用率と被害額が過去最悪との件だが
被害額が特殊詐欺より多いと言うので、ちょっと驚いています。
昨年のクレジットカードの不正利用の被害額が540億円、特殊詐欺の被害額441億円だから確かにクレカ
の不正利用の被害額の方が100億円程多い。
この10年で５倍になったみたいだ。手口が巧妙となっていると言うが、いわゆるフィッシング詐欺という
やつだが、そういう類いはアマゾンを名乗るものが多かったが、最近ではクレディセゾンのカードも
怪しいメールが来るようになった。
丁度良いタイミング？で、自分も昨日クレジットカードの請求欄に使った事が無い請求があったのですよ。　名前は全く知らないwifi業者からの請求だった。
これで最近2件目です。
だがどうしてクレカ番号だのセキュリティコードだのが漏れるのか。全く分からない。
その偽業者に注文した事もない。
もう1件は海外からの請求でした。すぐ気が付いて２件ともカード会社に連絡しました。
１件目は決着ついて不正利用された金額は戻って来ました。
困るのは、カード会社がその不正利用を調査するに当たり、そのカードを無効にしないと調査してくれないのです。そのカードは使用停止になると言う事です。
10日後位に新しいクレジットカードを送って来るのですが
その間はクレジットカード使用できませんから不便です。
不便さはもっとあります。そのカードで定期的支払っている例えば電気代、ガス代、携帯電話代
があると、新らしいカード情報を業者に伝えなければなりません。
そのままにしておくと、業者は引き落とし出来なくなります。
WEB上で決済情報の変更は、直ぐ出来る所が多くなりましたが、変更したところで、業者からクレジットカード業者へのカード変更の手続きに時間が掛かるのですよ。
それで１ヵ月程度は紙の請求書が来て、コンビニだのへ支払いに行かねばならなくなるのです。
クレジットカードを使っていると便利で大変有難いのですが、不正利用されると
本当にその後始末というか、それが実に面倒になります。
というわけで、不正利用されると全く良い事ありません。
最近クレカの不正利用が増えたので、請求欄は必ずチェックする事をお奨めします。
この件、経産省と主なクレジットカード会社と警察も立ち合いの元、官民の対策会議が今月開かれる
予定になっています。