子供の頃見た有馬記念

そうとう古いレース、多分このレースだな。万馬券が出て父親が騒いでいたからねー
1973年の有馬記念は、ストロングエイト、ニットウチドリの連勝複式で13300円がついた。
出走馬はハイセイコーとタニノチカラが出て来ていた。自分も知っている有名な馬だ。
特にハイセイコーは有名だね。
あのレースの記録を見て見ると、出走馬全部見渡すと
ハイセイコーとタニノチカラで決まりみたいなレースだな。
それでストロングエイトなんて来るはずもないのが１着、次いで牝馬のニットウチドリと来れば
そりゃー万馬券だろう。
この時父親はハイセイコーの複勝を買っていたみたいだ。この出走馬見ていたら３着には必ず入ると見たのだろう。
でも実際は辛くも３着。配当は150円。その時の父親の安堵感とやったー感は凄かったな。
小学校の自分にもかなり記憶に残りましたよ。
それで大学時代から会社員時代の30歳まで毎週競馬場通いとなってしまいました。
住んでいた所は相模大野で、府中は南武線で行ってさほど遠くなかったが
中山競馬場は遠かった記憶がある。
オケラ街道も通ったし、勝った時はタクシーで歓楽街へ行った事も度々
全てあの時の万馬券が出た有馬記念を見ていたために、このような競馬狂となって
しまったわけです。
だが転勤で神奈川を去る事で、競馬場通いも競馬からも遠ざかり今に至りますが、
あの時の習慣で走破タイムだけはいつも注目してみています。
自分が競馬に取りつかれていた時代と全く違う走破タイムに驚きの連続ですよ。
よくまあこれほど早いタイムがでるもんですね。馬がパンクするのではと心配になります。
もう競馬も見ているだけで済んでいますから、全体が俯瞰できるようになった気がします。