ＳＭとＤＳ、ＢＤＳＭの違いが言えますか？

ＤＳという言葉で、ご覧になられた方はドミネイション・サブミッション(Domination & Submission)の頭文字であるのは承知の事かと思われます。知らない人のために説明するとＤ(Domination)は「支配・制圧」を意味します。
　Ｓ(Submission)は「服従・従順・言いなり」を意味しております。
　つまり、女王様に支配されて服従することで「満足」のできるＭ資質を求めているわけです。

　ＳＭプレイとは違うのかと、初心者であれば疑問に思うと思います。
同じようにＳ(Sadism or Sadist)は「加虐性愛[者]・(病的な)残酷好き[な人]」を意味し、Ｍ(Masochism or Masochist)は「被虐性愛[者]」です。要約すると「責める人」と「責められる人」、どっちが好きかという性的嗜好にあたります。

　このＳＭプレイというものは幅が広いです。変態プレイをＳＭと呼ぶ人もいるくらい、定義が錯綜してます。

　ＤＳはＳＭの中にあります。簡単にいうと「服従ごっこ」です。ご主人様を喜ばせることが出来れば「ご褒美」があります。しんし、期待に応えられなければ「お仕置き」となります。真のＤＳ資質のＭ男はどちらでも満足が出来るのです。
　似たようなものでＢＤＳＭ(Bondage＆Discipline)というのがあります。ここでのＳはＳＭのＳとは相違しているのが注意です。Ｂ(Bondage)は「拘束・束縛」を意味し、Ｄ(Discipline)は「訓練・躾」です。さらにＳ(Submission)は「服従・従順」となり、Ｍ(Manipulation)は「操作・巧妙な取り扱い」と続きます。
　ボンテージ衣装とこのボンテージを同じ意味だと勘違いする人は多いです。
縄や拘束器具で身動きが出来ない状態で、今まで体験したことのないアナル挿入や蝋燭を垂らす訓練をする。
これなんかＤＳそのものです。いいなりになることで、予期しない快感(ドライオーガズムや精神的な開放)をえると、よりご主人様に従いたくなるものです。このプレイの過程をＳＭと表し、ＳＭプレイでのＳＭとはちょっと違いますね。

　最近感じた覚書です。