ラブオーバー　～7歳児、愛を知り伝える～

かなりモテ期到来の、わが愛娘ですが


全く興味がないようで、どう断ろうか考案し目下悩み中




というか、正しくは


「何度も断ったのに、相手が諦めない」ので


どう言ったら諦めてくれるかを考えすぎて、悩み中




私「嫌われるようなことをしたら？」


娘「嫌よ！私は相手にとって嫌な人になる理由がないもの」



私「好きな人がいるのって言ったら？」


娘「ダメよ！嘘はよくないわ」



私「今は興味ないの、ごめんね。は？？」


娘「それは事実だけど、相手の素敵な部分はとっても好きよ」



私「少しだけ好きなの？」


娘「違うわ、とても大好きよ。でも、この気持ちは愛じゃなく
お友達の彼が大好きなの。彼氏としてじゃないわ」





・・・大人かっ！？




私「あなたが優しくしたから、相手があなたを好きになったのよ。」


娘「お友達だけじゃなく、誰にでも親切にするのは当然よ！」


私「日本では、相手に勘違いさせたっていうのも、責任があるのよ」


娘「それはおかしいわ。好きになってもらいたいから優しくするってことでしょ？
私は、相手が私を嫌いでも優しくしたいわ。だって私の心は霞ヶ浦より広くて深いもの。」



・・・ガンジーかっ！！？


私「じゃあ、正直に（好きじゃないの）って伝えなきゃ」


娘「それを言うと（じゃあ、僕が嫌い？）って聞いてくるのよ。嫌いじゃないわよ、大好きよって伝えると
（どうしていじわる言うの？）って、泣いてしまうの。私の気持ちがうまく伝わらなくて、彼にすまないと思うわ」





・・・ドラマで聞いたような台詞を、恥ずかしげもなく言うなぁ・・・



英国娘って、こんな感じな子が多いのか？


それとも、生まれてくる時代をこの子は間違えたんじゃなかろうか？？






私「もし、後からその子を好きになったらどうするの？」


娘「そしたら、ずっとアピールするわ！」


私「今のうちに、キープしておいたら？」


娘「そんな嫌な女でいたくないわ！！」


私「今は好きな人いないの？」


娘「誰もパパを超えないのよ・・・私、結婚できるかしら？」



・・・どんだけパパ好きなんだ？



私「きっといるわよ、世界は広いんだから」


娘「私に見合う男が今から見つからないなんて、私は人より努力して探さないといけないわ」


私「まだ気が早いわよ。あなたは7歳よ」


娘「あら、年齢と愛は関係あるのかしら？相手を愛しく思う気持ちは、年齢も国も超えるわ」


私「ママがパパと出会ったのだって17歳だったし、ゴールドママ（産みの母）はパパと21歳で出会ったのよ」


娘「2人とも運がいいのよ。若いうちに愛を知ったんだから」





・・・言い返せねえ・・・





しばらく自分で、真剣に断り文句を考えるそうです（4人に告白されたようなので、4人分）