頭の良さって――

DVDで『BONES』
を観たら結婚式
もう子供もいる
二人だがやっと
ゴールイン♪パチパチ


主人公のテンペラス・ブレナンは超天才。人気推理作家で大金持ち。


で、人の心が判らないw(゜o゜)w


だが、周囲の人が彼女を包み込み、彼女の良さを引き出す関係。


知能だけが全てじゃない。














ワタミの過労による自死した社員の裁判で、和解が成立した。


このニュースに対する識者のコメントに
「経営者に哲学がない！」
と憤慨していたが、それは違う！！


亡くなられた彼女の週の残業時間は140時間超え。かつての私は150時間を超えていた。彼女は2ヶ月での数値だが、私のは2年間の平均値だ。


※因みに過労自死の労災認定基準は週80時間以上の残業から検討。







私自身がブラックに居たから判るのだが、経営者はもの凄く勉強している。


各種セミナー、勉強会に積極的に参画、自己啓発に余念がない。社長業の人間同士のネットワークも拡充する。


これらの会合での教材によく顔を出すのが、『三國志』『史記』に並んでワタミ社長の著作がある。


崇高な社会理念を声高に掲げて、滅私を美徳と賞賛し、社会貢献を訴える。


彼らには、哲学がある。


その為の努力は厭わない。


世の中の為になることが大事で、社員の「人」には頭が回らないが、自分たちが正しいことをしていると本気で思っている。


また、労働基準監督署には
「当社規定による」
と云い張れば、大概なことは通る。労働基準監督署には強制力がなく指導しか出来ないからだ。


勿論、その為の準備も周到。


私が前職のブラックに対する裁判を断念したのは、単純に法では勝ち目がなかったからだ。
















人の頭の良さがそれなら、とても哀しいと私は思う。


人を活かす人の知恵、人を輝かす人の英知、それこそが頭の良さであって欲しい。