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『下町ロケット』
2015年11月29日 17:52
昔からズット好き
故人で松田優作
「私はアスリート」
今でも鍛えてる
吉永小百合も凄
『下町ロケット』いま嵌まってます。
阿部寛が出てるなら見てみるか。最初は本当に何となく観始めた。
阿部寛ってデビュー当時こそ鼻持ちならなかったが、3の線に目覚めて以降の彼は馴染みやすく作品にも恵まれてきたと思う。
で、観てみたら面白い。早速原作を読みました。
原作とテレビとでは、構成がかなり違う。テレビの方が内容的には解りやすい組み立てかも知れない。
年商100億円。
町工場としては大きいけれどメーカーとしては弱小の中小企業。それが佃耕平の率いる佃製作所、本作の物語の舞台。
次から次へと降りかかる難問題に立ち向かう佃製作所の面々。
話の要素はほぼ同じ。
だが、帝国重工が絡むのは原作だと第二章から。佃製作所にアプローチをかける処からの登場で、テレビでは第1話冒頭から描かれた帝国側のロケットエンジンの開発秘話、原作だと最低限の説明だけで具体的描写はない。
これは、見せ方の考え方の差。
原作は、次々と押し寄せる問題に佃製作所が立ち向かう、物語自体の起伏が話の胆。常に付きまとう佃たちが感じてる憂いを共有する組み立てになっている。
諦めない!
勝てる見込みはない!
だが、足掻き続けた!
――そして!!
原作は佃たちにとっての時系列で描かれるので、相手の事情や前半の山場となる訴訟合戦の経過は
(――◯年前)
(――◯ヵ月後)
ってなことになる。
これらのもたつきも含めて佃たちの感じる負荷を読み手が共有するから、ラストのロケット打ち上げのカタルシスが清々しい。
だけど、もし小説のままで映像にしていたら所々で間延びした物になってしまうだろう。
ロケットエンジンの燃焼実験等、視覚的に見映えする素材を生かさない手はないしね。
かくして、テレビの方ではやたらと見せ場が増えてしまう。
一方では登場人物や重要な台詞を整理した上で、各キャラクターに肉付けを施し厚みを持たせることに成功している。
原作の、最後の開放感に向けての詰め将棋のような構成こそ捨てたけど、代わりに盛り込まれた丁々発止の人間模様が、話に躍動感と華やかな彩りを与えている。
ただ、今度は心臓の話。
海外ドラマの『Dr.HOUSE』のようにド派手なCGって手もあるが、基本見た目は地味な画面になりやすい。
何があっても諦めないどんくさい男、佃耕平がいるんだから、阿部寛頑張って! って感じです。
このデジログへのコメント
歳を重ねていい味になった人って
いますね。
まさに阿部チャンは俳優となって
色んな魅力が出たね笑
> cho-coさん
イイ男ぶるのを止めた彼は
熱いケドどんくさい
そんな役が嵌まり役♪
佃耕平は
まさに適役だと思う!
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