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「Person of interest」

2015年02月24日 23:21

「Person of interest」

久々の海外ドラマ編です。

このシリーズは、WOWOWなどの衛星放送や日テレ深夜でやっていたので見てファンになった人も多いんじゃないかと思います。

もとは政府のテロ対策で開発された極めて優秀な万人監視コンピューター(マシーンと呼ばれています)を、ドロップアウトしたその開発者と友人が駆使して、国家ではなく市民を危険から守るというドラマです。

登場人物キャラが、いささかステレオタイプ気味なところがあるものの(主人公の二人、元CIAグリーベレー出身のジョン・リースの腕力は無敵すぎるし、ITの天才ハロルド・フィンチはオタクサイエンティストキャラそのまま)、役者さんの魅力がそれをカバーしています。

リースを演じるジム・カヴィーゼルは以前からミステリアスで陰のある渋い役を巧みにこなす役者さんですし、ハロルド役のマイケル・エマーソンは「ロスト」でも、最終的には何を考えているか分からない不気味さを持つキャラをよく演じていました。

脇役の刑事二人、黒人女性カーターと悪徳警官だったファスコもいい味を出しています。

このドラマは設定が巧みです。「Person ofinterest」とは対象者とか、渦中の人という意味でしょうが、マシーンは、人の海の中から危険が迫っている人間をピックアップし、フィンチとリースに対象者の社会保障番号を事前に知らせてくるのですが(これが毎回のメインテーマ)それが被害者なのか、加害者なのか最初はわからないという設定なのです。スタートした時点ではどちらか分からないところで、まず視聴者を引きつけ、ドンデン返しも結構あるので、最後まで気が抜けません。

リースと悪党たちとの活劇もだいたい毎回しつらえてあるところも、用意周到。

さらに巧みなのは、毎回の「Person ofinterest」をめぐるドラマを中心にしながら、マシーン誕生のいきさつや、さらにはそれを狙ったり、破壊しようとする集団や個人との格闘が適宜織り込まれているところです。いわばドラマの縦軸です。しかもそこに魅力的な悪党たちを配置しています。たとえばシーズン1の最後から登場するフィンチと同じくらいのITの天才であるサイコパス的な女性ルースや、悪党ではありませんが、シーズン2から登場するルースと対決することになるもとCIAの女性工作員ショウ(めちゃ強い!)など。もちろん二人とも美人女優さんを持ってきています。

もう一つ、主な舞台となるニューヨークの市警内部の腐敗に巻き込まれ、対峙する刑事二人(カーターとファスコ)のたたかいもメインテーマと平行して描かれ、ここでも誰が腐敗一味か味方かわからないという
ドラマが展開されます。

さらにまだ見ていませんが、Wikipediaによれば、シリーズ3から、マシーンと対抗するもう一台のマシーンが登場するそうで、そうなると、コンピューターが支配する世界と人間のたたかいという壮大な物語に発展しそうです。

というわけで、見て飽きないし、次の展開が必ず気になること請け合いのよく練られた優れたドラマなので、おすすめです。いや、もう見ている人が多いから蛇足かもしれません。

このデジログへのコメント

  • タオ 2015年02月25日 00:42

    > もにさん

    おすすめです

  • タオ 2015年04月05日 21:48

    > 白玉子さん

    確かに>ハマると。だからHuluなどで一気にまとめて見るのがベターっす

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