死の準備

死の準備がもうすぐ整います。
自殺が、多くの人たちを悲しみや絶望に突き落とすかとは、知っています。
自分に厚意をもって応援してくれてきた人たちに
恩を仇て返すような
大量心理テロリズム
それが自殺。
人は自己保全の原則の上で生きています。
でも、私は、自己破壊の原則で生きています。
私はある時は、どんな努力もおしまず、人のためになることを、します。
そうして、自分が大事に育ててきたものは、沢山あって、それは私の財産でもあります。
私は、そしてまたあるとき、それを一気に破壊するのです。
何のためらいもなく、完膚なきまでに、破壊する。
そして、自分に向かって、「ざまぁみろ！」と叫ぶ。
そんなことを何度も繰り返してきた。
創るのは、最期に壊すため。
そして、いよいよ、自分を破壊するときが、もうすぐそこに来ています。
父も母も健在なうちに、私は自分を、破壊する。自分の生きてきた価値や意味を破壊する。
ほんとうは、数千人単位の大量殺戮を決行して、私の生まれてきた意味そのものも破壊したいけど、
全世界を敵に回して、憎悪や、嫌悪を一身に背負って、そうして、私の存在意義を破壊する。
私は、昔から時々、私に優しくしてくれている人、純粋な善意から、話してくれている人を、いきなり殴り倒したい衝動に駆られることがありました。
それは、きっと、私の自己破壊願望からくる、異常心理。
その行為が、自分の価値や存在する意味を、破壊する行為。
私は、だから、なんとなく
無差別殺人犯や、通り魔の犯人の気持ちがわかります。
逮捕されることは、わかっていて、やってる自己破壊行為。
自己保全ではなく、自己破壊という、基本哲学で動く人間の行動。
ただ、大量殺戮を実行するほど、今の私には気力がありません。
もちろん、考えればいくらでも方法はあると思います。
痴漢で捕まるのも、自己破壊行為。
これは、やってしまうかもしれません。
家族にも迷惑をかけ、私の価値を、叩き潰す。
そして、自殺。
私は、時々危険なことも、します。
もしこれがバレたらおわりだな、とか
ここなら、誰かに刺されてしまうかもな、とかいう危険なこと。
女装も、いつも、死と隣り合わせ。
夜中に、声をかけられたら
見知らぬ男の車に乗ります。
その見知らぬ男と、セックスだって、します。
もう50人以上の男の人と
セックスしました。
AIDSにも感染してるかも
しれません。
一昨年、胃カメラで、食道が、びっしり真菌で覆われていました。ドクターは、もう何かを悟ったように、「まだ元気なうちは大丈夫ですから、カルテには書かないでおきますね」と、言いました。
タバコも止めません。
最近、声がかすれることもあって、咽頭がんかもしれない。
全部、放置しています。
もう、私のやるべきことは終わったんです。
あとは、それを壊すだけ。
あぁ、めちゃくちゃに、ぶち壊したい！
そして、自分に「ざまあみろ！」って、言ってやるんだ。

死の準備は、ほぼ整いつつあります。
まず、決行の数日前から、ワーファリン5mgを毎晩服用します。
出血が止まりにくくするためです。
そして、当日。
8ゲージの注射針にウレタンチューブをつなぎ、それをキャンプ用の水タンクに固定します。
お酒を飲み、睡眠導入剤を4錠のみます。
薬をのんで、お風呂に入ります。
上腕動脈あたりの皮膚に、麻酔ジェルを塗布します。
麻酔がきいてくるころ、眠気もくるはずなので
そこで、動脈に針を刺します。
間もなく、貧血で意識がなくなり、
私は、死体に変わります。

麻酔ジェルが来週にはとどくので、

それ以降は、いつでも死ねます。

もちろん、直ぐには決行しないと思います。

針を刺したとき、ここに私の最期の言葉を記します。