妖怪　御札剥がし

百鬼夜行抄を読んでると、引きこまれて時間を忘れるような不思議な感じになることがあります。
進撃の巨人を読んでても時間を忘れるけど。

というわけで次のネタ。


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たまに聞く話ですが、古い建物におふだが貼られていた、というのがあります。
実際めったにそういうものを見ることはありませんが、それでも１回くらいは、これを読んでる人でも見たことがあるかもしれません。

子供の頃、クリーニング屋？　何だったか覚えていませんが、柱におふだが貼られていたのを見て、剥がそうとしたことがあります。
お店の人に怒られました。

高校生のころ、本屋でおふだを見かけました。
まるで万引き犯のように、慎重におふだを剥がしました。
満足感でいっぱいでした。
いつのまにか本屋はなくなっていました。

大学のときスキー旅行に行きました。
旅館で絵画の裏におふだを見つけた人がいました。
触らないほうがいいよ、とみんなキャーキャー騒いでいました。
夜こっそり剥がしました。
次のスキーの時には旅館がなくなっていたそうです。

旅行先のおやしろのおふだも、人がいようが気にせず剥がしました。
その後訪れた時に、建物が見当たらないのですが、方向音痴のせいだと思います。

会社におふだが無いか探したこともありました。　なかった。

おふだというのは、その実態がなんであれ、神秘的ですね。
近寄りがたいイメージがあります。
それがいいですよね。

剥がしたい。

・・・おれは妖怪や悪霊の手先か？

でも、敷居が高いファンタジックなものに憧れるのは誰でもありますよね。
ナースとかCAとか。
（なんか違う）
BL好きやショタ好きみたいなものですよね。
そっちのほうがよっぽど悪霊や妖怪ですよ。←


そういえば近年、おふだを見かけません。

もしもっと見かけるものだったら、おふだをはがすだけのレポをしたいと思いました。
そういうブログを作っていたんじゃないかなと思ったこともありました。
いまはそんな気はありませんよ。

君子、鬼神を語らず　とも言います。
敬うけど、遠ざけよう。
というのが正しいやり方という教えです。
いいかわるいかわからないものにわざわざ近寄る必要はありません。
迷信を気にする人もいますからね。

ところで。

どこかにおふだ貼っていませんか？

●ﾟェﾟ)ノ


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