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辛抱が足らない のか

2013年06月22日 12:30

辛抱が足らない のか

マスコミで取り上げられている辛坊氏のヨットでの事故

事故は仕方ないにしても、同じ外洋ヨット経験者として
詳細は分からないもののあまりに簡単に船体放棄を行うのは素人過ぎた
何よりあまりに安易な航海は、やはり24時間テレビの一つのコンテンツだったのだろう

障害者を持つ人に夢を与えるのはマスコミとしていいとしても
前回は目の不自由な方とタレントを山に登らせた
今回は海を使おう、そうだ前回寛平がアースマラソンで使ったヨットがある
あれで太平洋横断さそうと考えた企画と考えて間違いないだろう

そもそもセーリングクルーザーで大海を渡るのは誰でも出来るものではない
安全に航海を行うための情報と経験が必要だし、何より大切なのはトラブルの時の対処法なのだ
陸と違い救助に時間が掛かるので忍耐力も大量も必要なら、船の修理、メンテナンスすべて自分で対処出来なけでば出て行くことは出来ない
スマホ握ってゲームに興じたり人の悪口いうようなものは受け入れてもらえない世界なのだ

今回の事故もどこがどうなって浸水したかは説明がない
何かにあたってそこから浸水とは聞いたがどれだけの損傷でどう対処したがどうしても浸水が
止められなかったとは言っていない。
私ならまず電動排水ポンプを動かし
クルーには死ぬほど手動排水ポンプをうがかささせ自分は漏水を止める作業を行う
その間に浸水箇所を調べ、何とかして水を止める。
そしてどうしても止められないと判断した場合は救命いかだに移る
うそだと思うならVOLVO Ocean Yacht Race の動画でも見れば分かる
まずは破損箇所を確認し、排水を行っているのが何箇所もアップされているから

そうすると救助されてもここが之だけ破損して止水できなかったので・・・・と説明できる
するとインタビューの内容がまったく変わるはずである。

どうかは知らぬが、くるぶしまで水が入って・・・それで船を見捨てるというのは
いかにも地上でのほほんと生活し、うわべだけいいこと言っているタレントという
そんな印象を受けた。

私はそんな浸水もマストが折れたのも死ぬような経験もしたが
決してそんなあきらめることはしなかった。
簡単に船をあきらめるようなセーラーは簡単に会社も見捨て簡単に社員も切り
うわべだけは自分はセーラーだと紺のブレザーを着込むことだろう
そんなに簡単に船体放棄は出来ないものなのである。

それにしても海上自衛隊機を2機も現場に向かわすというのは
いかにも日テレの影響力が大きいかを物語っている
1200km沖というと海上保安庁の巡視船で35時間ほどの距離である
通常そのくらいの距離は保安庁が出動し、救助するものだし
救命いかだで35時間漂流するなんて事は当然ありうることであり
よほど条件が悪くなければ、あの条件下
(時間の猶予があり、落ち着いて行動でき水、食料もあり着る物も確保できている)
人はその時間救命いかだ漂流してもなくなることはない。

日テレが企画した番組事故になったので読売上層部自衛隊に派遣要請したのだろう
もし海外の幾多いるヨットマンがその海域で救難信号出したところで、そんな救助はなされないであろう
「この国の国民でよかった」というコメントは実は
「この放送局番組でよかった」なのである。
他なら対応はまるで違ったはずだ。

世の中には多くの外洋ヨットレースがあり、世界中ヨットで旅をしてるセーラーがいる

海はいい

こんな事故があると人は彼をたたくだろうが、私はそれでも彼にはチャレンジしてもらいたいし
もっと多くの人が外洋に出て、自分たちの今の暮らしがいかに物に溢れ
エネルギーと他人に依存しているか知ってもらいたいと思う。
一度外洋をヨットで渡るとその人生は変わるのである

このデジログへのコメント

  • life1 2013年06月22日 21:25

    > yukamiさん台風は関係ないです。
    漂流物か何かに当たって損傷と言いますが船体放棄ですからそのうち沈み
    内容は闇のうち
    対処を知らず逃げたと思いますけどね

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