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「さよなら渓谷」レビュー☆

2013年06月11日 00:29

「さよなら渓谷」レビュー☆

真木よう子主演他。「私たちは、幸せになるために一緒にいるんじゃない。」被害者の女と加害者の男。事件から15年、女はその男と生きることを選んだ。緑豊かな渓谷で幼児殺害事件が起こり、容疑者として実母の立花里美が逮捕される。しかし、里美の隣家に住まう尾崎俊介大西信満)の内縁の妻かなこ(真木よう子)が、俊介と里美が不倫関係にあったことを証言。現場で取材を続けていた週刊誌記者渡辺大森南朋)は、俊介とかなこの間に15年前に起こったある事件が影を落としていることを知り、2人の隠された秘密に迫っていく。これは憎しみか、償いか、それとも愛なのか―。幼児が殺害された事件をきっかけに暴かれる一組の夫婦秘密を描きながら、男女の愛と絆を問う衝撃作。

完成披露試写会に行ってきました。出演者全員勢揃いで、思わぬところで生・井浦新さんに会えて目がハートに♪(古い。)誰よりも小顔で誰よりも腰の位置が高くて一番格好良かったですo(*>▽<*)o大森兄弟の掛け合いも見れましたし、レアでした。

7/10点!!“救ってもらうためではなく、自分で自分を救うために一緒にいることを続ける。そういう愛があってもいいと思うことは、いま自分がここに生きていていいと思うことと同じなのだ”という、私の好きな作家さんの言葉を借りますが、俊介とかなこの関係は、端から見たら、共依存の他何ものでもないのかも知れないですけど、それでも二人が生きていくためのひとつの愛の形であった事は、誰にも否定出来ないと思いました。鈴木杏演じる女性記者が、理解出来ないと二人の関係に困惑する一般目線として登場しますが、普通の幸せを生きている人には、到底理解出来ない関係だと思います。とてつもない憎しみと悲しみを抱えたかなこと、とてつもない懺悔の思いを抱えた俊介は、今回の事件がなかったら、もしかしたらゆっくりと幸せになれていたのかも知れないと思ったのと同時に、過去からは逃げられないというの突き付けられたような気がしました。ラスト近くの「幸せになりそうだったから。」と、初めて俊介が感情を吐き出した台詞に、それまで張り詰めていた感情が、決壊しました。大西さんの演技ガッツリ観たのは初めてですが、素晴らしいです。憎しみや懺悔が、愛に変わっても、決して、愛を言葉にする事は出来ず、献身的に尽くし守ろうとする俊介と、揺れ動き、葛藤するかなこの姿は、切なくて苦しくて、胸が押し潰されそうです。真木さんの演技が微妙だったので、その点はマイナスでしたが、原作はさぞ良いのだろうなぁと思いました。私は、俊介とかなこは再び出会うと思います。2013年公開。

このデジログへのコメント

  • ユリ 2013年06月11日 01:56

    > 独楽さん
    え?これウラですか?w 思ってたより全然エロくなかったですよ。見に行って得るものはあると思います。でも原作の方が良いっぽいイメージを受けました。

  • ユリ 2013年06月11日 07:40

    > GRAYさん
    こういう映画があってもいいなの7です。真木さんの演技に違和感を覚えなければけっこう良いと思います。

  • しじみ 2013年06月11日 14:51

    真木さん、、、

    映画にTVに

    出っぱなしのような気がしますけど

    けっこう好きです(笑い)

  • ユリ 2013年06月12日 00:15

    > しじみさん
    そうですね。外事警察あたりからずっと出てる気がしますね。男性受けはいいんですかね。クールビューティーだけど、それ以外の演技はあまり上手くないという印象です。

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