お弁当屋の隠れた努力。

こんばんは、マオです。

今日は変わった売り方をしている、お弁当屋さんの話をしたいと思います。


そのお弁当屋では、２種類の弁当が売ってます。


Ａ弁当，６００円
Ｂ弁当，１０００円
という具合に。


もちろん、Ａ弁当のほうがよく売れます。
味もよく、量がある。

Ｂ弁当はほとんど売れません。
なにより高い。
普通の給料じゃ、昼飯にここまでお金をかけられない。


・・・じゃあ、Ｂ弁当って売らなくていいんじゃない？
って思いますよね。



でも、もしＢ弁当を売ることをやめると・・・



　　Ａ弁当の売り上げがガタ落ちします。


嘘に思えるかもしれませんが、本当です。
これには心理学的に説明できる理由があります。


「コントラスト効果」って、ご存じでしょうか？

比較対象として、高いものがあったときに、
安いもののほうは、より安く感じられる効果です。


この弁当屋は、実はＢ弁当売る気はそこまでないんです。
日に作っても１０個とか。

本命のＡ弁当を売るために、Ｂ弁当売ってるんですね。


合コンで女の子、自分より可愛くない子を連れて行くといいますが、
これもコントラスト効果を狙ってるんですね、実は。


お弁当屋でも心理学的要素を取り入れているくらいなので、
ぶっちゃけなんにでも応用がききます。

なので、コントラスト効果、上手に使ってみてくださいね。