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感謝

2012年10月19日 00:59

通夜が始まろうとしてました！

父の商売を手伝っていたので、関係の人が来たら分かるだろうと、義理の兄に言われ「わかった！なるべく挨拶して、どの位関係者が来るか把握しておくわ！」と受け付けの傍らに立ち御挨拶に努めていますと…
十年以上かな？と想われる面々と再会
会場では父の写真を前にして懐かしい話をし思い出話に浸りました
通夜が終わり後ろを向いても二十年以上かな？「ご無沙汰しとおります。初音です分かりますか？お元気そうで」と声を掛けると「分かるよ～元気だったか～？」と気さくに答えてくれました！

昔はそう高度成長期の頃、何十人もの職人さん、お手伝いさん、またその家族と大所帯でした！
私はその中で育ち汗臭い真っ黒に日焼けした職人さん達に可愛がられお弟子さん達とバドミントンしたり…あ～懐かしい
その風景の中、仕切る父、お世話する母、子供ながらに両親を誇りに想っていました。
私は父が大好きで現場周りにもついて行き札幌の幹線道路の地図が書けるほど
そして、組合の慰安旅行にはオジサンばかりの中温泉に一緒に入ってました

今夜、改めて想うのは、昔のあの環境が今の自分にどんなに役に立っているか、そして、自分って幸せだと感じました！

祖父の代から私は沢山の人に育てられ、今海を見ながら沢山の犬達に囲まれ、苦労はしたけどみんな実となり私を豊かにしてくれている！
自分ってなんて幸せ何だろう！

感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。

今日のお坊様の説教で、あなた方は何で幸福を感じられますか？という問いが有りました！

お金ですか？
名誉ですか？
財産ですか？
愛情ですか？

私はどれでもなかった…
私が幸せだな～と言っている時は家の窓から海を眺め足元に犬がびっちり寝ていて、膝にも背にも犬が寝ていて…その状況だったんです！

もし、あなたに今死が訪れたとしたらすんなり行けますか？

という問いに

私は行けると想いました！

やるべき事はやった！私が死ねば保険も出るし借金もちゃら(リアル)
犬は心配だけど、店のスタッフや病院の先生方も居る！大丈夫だろうと…

死ねるな～と

すると、死んでも後悔の念が無い人は死後の世界に道が開けるものです！と…
(自殺は別でしょうけど)
えっ！そうなの？そうなんだ！

明日は父が姿を消し本当に仏様になる日です！

２時間しか寝る時間は有りません！いつもより三時間早く犬舎の掃除をします！