【良い子の諸君！】心に残るオリンピックは？

プールサイド。
小春「実況席からこんにちは。良い子の諸君！」
茜「良い子の諸君！」

プールではかずね達水泳部が泳いでいる。

小春「前畑がんばれ前畑がんばれ。がんばれがんばれ！」
かずね「ぷはぁ！いままで生きてきた中でいちばん幸せです……って何言わすんだっ」
小春「14年しか生きてきてないじゃーん」
茜「さあ。北島とファンデンホーヘンバンドのデッドヒートだ！長い名前で舌噛みますですっ」
千歳「気持ちいい！超気持ちいい！」
小春「名台詞きたー。当時の北島の彼女はグラビアアイドルの……」
茜「そんな情報はいいですっ。それより田中理恵が山ちゃんと付き合ってるのが解せないですっ。あんな気持ち悪い男がどうやってあの可愛い体操選手を引っ掛けたんですっ」

小春「茜。……それ同姓同名の別人の話しだよ。しずちゃんの相方の方じゃなくて、おっはーの方だよ」
茜「ああ、慎吾ママですっ？」
小春「違うって」
とにかく実況による練習に戻る。
茜「えっと。前畑がんばれ！前畑がんばれがんばれ！お前ならできる！あきらめるなぁ」
小春「なんか実況と違う気がするよ」
茜「でも「伝説の名実況」と言われてるですっ」

小春「……とちにしき、負けたっ」
茜「なんです？」
小春「連勝記録を更新中の力士が呆気なく負けたときにアナウンサーが唖然として決まり手を言うのを忘れたという。これも伝説の名実況と言われてるよっ」

茜「どシンプルだけど奥が深いですっ。わたしも頑張ります」


千歳「小春たちわたくしの泳ぎっぷりをまともにみてくれないですわ……めっちゃ悔しいですぅっ」


ちゃんちゃん