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【魔法少女っ】43-1、チャウシェシュクの娘

2011年11月10日 07:06

「なぜ、お前がここにいるんじゃあ!?」
驚きまくりのチャウシェシュク将軍
「なんでって、わがってるんだべ?……おっとう」
教会シスターが何言ってるのか、茜達にはちんぷんかんぷんだった。
彼女の独特の言い回しに馴れている琴とかずねだけが意味を知る。
彼女がわたし達の担当妖精よ~」
「そうなんですか。でも、じいさんとなんか面識あるみたいですっ」
茜は見つめあうチャウシェシュクとシスター(レイチェル)の雰囲気から察した。
「なぜじゃあ!なぜわしの邪魔をするのじゃあ!」
レイチェルを怒鳴るじじい。まるでその語気は……。
「別にオラはオメの邪魔ばすっだいわげじゃあねぇず。オラの考え方がたまだまオメさぶつかっただけだず」
「いや、絶対わしの邪魔になるってわかってしてたのじゃあ!お前にはわしのやってる意味をわかってないのじゃあ!」
「るさいずね~。オラはオラでの考え方があるんだべ!ネオバビロニアワッフルに害なすズグダレだがらイラネ。だがら殲滅するんだず」
「ネオバビロニアの理想が実現すれば、ワッフルは北の国は、より豊かになれるのじゃあ!それがわからんのか!この……親不孝者がじゃあ!」

「わかったですわ!あの二人は親子ですわ」
茜達で最初に気付いたのは千歳だった。三人の中で父親とのソウコクをより経験しているからだ。
「どゆこと?」
小春がとう。
「あのシスターさんはチャウシェシュクの娘ですわ。つまり二人とも正体はワッフル妖精ですわ。父親はネオバビロニアの支配がワッフル利益となるとてネオバビロニアに入り、娘はネオバビロニアの侵略がワッフル害悪となるとて琴さんとかずねちゃんを魔法騎士にして抵抗を始めたのですわ。人間の闘いの歴史でもよくある話しですわ」
「あのシスターさん、中身は武士道なんですっ」
主君が道違えたら、ただすのが忠義。それを親子に当て嵌めただけの事。
「詳しい事情は後でサラにでも聞いてみますわ」

「わしは、わしは間違えていないのじゃあ!」
「別におっとうが間違えているいないとがじゃねえず。世界に害なすからただくだげだず。まだまだオラの闘いは続くんだず」
ちくしょうめじゃあ!」
泣きながら空の裂け目に逃げ帰ったチャウシェシュク。

ふっ
琴の変身が解ける。
もう魔法騎士にはなれないようだ。
「だずね~。このあがすけが!無茶しおってだず」
よろめく琴のからだを、支えるレイチェル
「離せ!もうわたしはあなたとは袂を分かったのよ~」
あらがう琴。
「おっとうと同じく、オラも思うんだず。親心はなかなかわがってもらえないんだず。オラは勝手におめだば助けるがらな!」
シスターさん。琴はまた魔法少女になれるんです?」
茜は尋ねる。
「オラはそうしたいんだず。でも琴とかずね次第だず。とにかく、ふたりが世話になったず。おしょうしな~!オラはレイチェル・カーソン。このふたりの担当妖精だず。アーメン
結果、レイチェルは琴とかずねを連れて帰った。
ポツンと中庭に残された三人。

「……なんだかなぁ」

続く!

このデジログへのコメント

  • たかふみ25 2011年11月10日 20:00

    「誰も見てないですっ!茜、哀しいですっ!まどかには勝てなくても、クソバカスイートプリキュアよりは面白いから見やがれですっ!」

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