そのまんま。。

誰かをそのまま受け入れるってことは本当に難しい。


たとえ心から大切に思う人でさえ。

心のどこかで、ああして欲しいとか、こうして欲しいとか。。


もっと見苦しいことに、自分をこう見て欲しいとか、こう思って欲しいとか、ついつい思ってしまう。


愛するって意味は単に、素のままの相手を受け入れるってことだね。


だからこそきっと愛って言葉は尊くて遠いんだって、この頃本気で思う。



恋人が遠くにいて何をしているか全く知りえないときでも、何をしているかがわかるっていう人がいた。


それはうそかと思ったけど、実はそうでもないかもしれない。

いま爪切ってるとかテレビ見てるとかそんなんじゃなく、その精神のありようが判っていて、たとえ何をしていようとそこにある表情や心の動きを、なんら疑問も疑念もなくいつものようにしているんだって素直に思ってる意味じゃないかな。



信じられないほど自己中心的な自分がいて、それをいやだと思う自分がいて、だからこんなんじゃない別の自分に見られたくてもがいてきたけど。

ホントは誰も、きっとそんな僕を見たいわけじゃない。



自分が自分を素のままに受け入れるには、実は誰かの手助けがいる。

大好きな人が、僕をそのまま受け入れてくれたとき
僕は自分のことを好きになる。

それを何度も繰り返して、自分を受け入れてきた。


やっとこの頃、結構自分を気に入ってきたし。
ずっと一緒にいてくれた人を愛しいと思える。


まだまだ良い格好したいし、偉ぶってしまうけど、
前よりはずっと素のまっんまでいられる。


なんか心地よい。。。