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キミがこころの中でつぶやいていたか、叫んでいたか、どっちにしろ口にはできなかったこと、について。

2009年07月27日 22:36

キミがこころの中でつぶやいていたか、叫んでいたか、どっちにしろ口にはできなかったこと、について。

そのあたりには、触れないでいて欲しかった、というところだろう。
ボクは彼女の絶対的な矛盾をついた。
恐らく、彼女も不意を突かれた、というところだろう。

キャバレーキャバクラ、バー、スナック、って
どうちがうの?

なんだかその並びだけで、
ちょっとどこまで本気なんだか、
身構えてしまうほどだけれど、
知らん振りをして、ボクは大雑把な定義を掲げてみる

ホステスがいるところで、
酒を飲むのはいいんだ。
へえ。
ぢゃさ、そういうところ行ったとしてさ、恋人とか、ダンナーが、
そこで赦せないことって、してはいけないことって、なんだろう?

「指名」

腹がよじれるほど、笑ったな。

意味がわからないんだか、わかってるものか?
どこまで、何を理解していて、
何をどう、イメージしているんだか?
もし、それが意図的な無垢や初心のお仕着せ芝居なら、
あまりできがいいとも思えないけれど、

必死に言葉を継ぐところが
いかにも、というところ。

確かなのは、まだそれが現実的な問題ではなく、
週刊誌とか、そのあたりで接するだけの、
架空イメージでしかない、ということ。

冷静で、論理的な彼女
ほぼ、ボクの予想通りの応えを返してくる
外れていたのは、そのタッチが、
想像よりもずっと、子供っぽかったことだけ、だ。

「だって、情が移るんぢゃないかな、って。」

ふうん。
ぢゃさ、そのダンナーか恋人か、がね、
自分以外の女性と、ふたりきりで、泊りがけの旅行に行くってのは、
どうなるわけ?何をどう、話す?

「あぁ、なにそれ、ケンカ売ってるわけ
別れたくて別れるつもりで、そういうことするのね、上等ぢゃないの、とか。」

精一杯、悪ぶって、おとなのおんなぶって、
その芝居がまた、面白くて
ボクは歩くのを止めて、身体を二つ折りにし、ひざ頭を掴みながら
すっと、質問を返してみる。

なぜ、彼に赦さないことを、自分はしようとしているんだろう?って。

ここで虚をつかれた、とするならば、
やっぱりキミは下手な役者、というほかはない。
けれども。

斟酌して、あげるなら。

そういう、いくつもの矛盾とか
アンビバレンツとか、
理屈では説明しきれない、
ややこしい、
理に叶わない、
何かを抱えて、
自分でも、
よくわからないことを
いつの間にか、しちゃってる、
それが、人間ってもんかもしんないよね。

たださ、
これだけは、お互いに、
約束しておくべきだと思うんだけれど、
後悔は、なしね。

そんなことは、わかりきっている。
計算できていようと、いまいと。
なんて、云われそうだけれども。

今が全てだ、なんて、思うのと同じぐらい、
それはくっだらないことだ、と思う。
振り返って、悔やんだりはしないこと。

そんなことに
時間を費やすことだけは、
ないようにしよう。

お互いが、お互いに、
興味も、好意も、悪感情も、
なんもない
なぜなら、2人は
お互いの、鏡像を
実像と信じて、生きているのだから。

このデジログへのコメント

  • ちょこ 2009年07月27日 22:45

    (T-T)
    なんか切なく…
    でもちょこも人に咎めること自分は平気でしてる

  • callo 2009年07月28日 23:54

    けれど、それは普通にあること。
    自分の理にかなった事しかしない、なんて存在はそれ程多くはないと思う。
    自分の矛盾に気付けば、他人に対しても少しは優しく、余裕もって接することができる、ような気がする。

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