デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

正義感と優しさ

2008年12月17日 14:57

山本周五郎
一連の作品に流れているのは正義感と優しさだ。
正義を貫いたことや優しさが最後に解る設定が多い。
読んだあとに残る心暖まる思いは他の作家にはない。
剣術の達人や歴史上の英雄などではなく庶民をよく描いた

作家として原稿料を稼ぐにはシリーズ物、長編がいいのは当然だが連載中でやむを得ず伸ばされた以外は短編に集中して書いている。
贈られた数々の賞を全て辞退し、原稿料を下げて安い値段で読者に提供してくれと言ったこと、生涯借家住まいだったこと。
彼以外のある程度売れた作家は大邸宅に住んでいる。

戦時中従軍作家になって士気を高揚する小説を書いていた作家を殴ったという「おまえのせいで多くの若者が死んだ」