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実像と虚像について

2008年12月08日 00:35

実像と虚像について

いとしき友はいずこに 
この身は露と消えても 
忘れはせぬ 熱き思い 
誠の名に集いし遠い日を 
あの旗に託した夢を

昨日も、あるひとに
なかば、キミの創作について
まるでたちの悪いよっぱらいのように
さんざん、論難し、悪態をついて
それに飽き足らず、
今日もずっと、
キミのことばかり、
考えていました。

新撰組なんて、
所詮、封建制度矛盾が噴出しているその時期に
身分制度の桎梏から逃れたい、上昇志向が服を着たような
粗暴な連中が、刀を手に、アナクロチックなテロリズムを繰り返した
その根底にあるのは、とてもきれいな友情とか、
そんなもんであるはずがない
オウムとか
連合赤軍とか、
なんかそんな辺りと
似たようなもんであって、
史実なんて、殆どどこにも残っていやしないんだから、
今日の街のひとびとを、震え上がらせた
その粗暴な人間たちの、殺伐の営為を、
英雄譚に仕立て上げるような真似は、
岸信介や、石原莞爾、あるいは小泉純一郎、だっていい、
そんな下種野郎を嘘っぱちの美辞麗句でかっこよく仕立て上げることと
かわりはしないぢゃないか、なんて・・・

やっぱりそこは、
史実が残っていないから、こその
空想の伸ばしかた、というものがあるわけで、
それは赤穂浪士だって同じこと

ま、いいんだけど。

キミの脚本のすばらしさと
キミが素材として面白がることと
キミの価値観は、
まったく別のもの
ということにして、

でも、悔しいのは、
やっぱりメインテーマの、
逮捕されちゃった歌手の歌声を聞いていると
近藤勇のあの醜いほんとの顔の後ろに
つかの間の、愉しい日々が浮かんでいたかもしれない
そう思うと、
泣けてしまう、
ってことだな。

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