わたしはゴムチューブ

よく自分をしっかり持ってると言われる

確かに我は強いし、温厚そうで実は短気

基本は自己中なので自分はあるかもしれない


芯が一本通ってると誤解される

これは間違いなく誤解

確かに芯はある

紐みたいなのがあると思う

いや紐というよりゴムチューブか

気というかやる気が充実してくると

中にやる気がとてつもなく激しく流れ

芯のある棒のように真っ直ぐになる

やる気の無いときはふにゃふにゃとしている

よって　たいがいの形には対応する

ここらへんが　不定形な生物とか

形無しとか呼ばれる理由と思う

しかも　やっかいなことに　このゴムチューブ

結構　強靭というか頑丈

たいがいのことでは破けも壊れもしないらしい



なんとなく気が向いて一本の芯のように見える状態で

近づいてきた者は　気が付けばゴムチューブに絡め捕られる



なんとなく　ネタのつもりで書き始めた



『わたしはゴムチューブの芯を持つ論』


意外に　言い得てるような気がしてきたｗ