無性に走りたくなって走ってきた。

先ほど「ガチ☆ボーイ」をレンタルしてきて見てました。

ハイ！号泣でした。なかなか重いテーマをコミカルに表現してて深読みすればするほど、号泣です。

でも見終わった後、爽やかな感動と激しい衝動に今日はランニングする予定ではないんだが黙ってられず走ってきた。
俺もなかなか単純な人間ですね。

～あらすじ～

主人公の五十嵐(佐藤隆太）はなかなか秀才の大学生。
学園祭で見た学生プロレスが妙に気に入り、自分も入部する。

大学生の学生プロレスは完全なショープロレス。
ここで技かけて、ここでかわして、お前が勝つ。。。
そんな段取りがしっかりあるのに五十嵐は全然覚えられない。

それもそのはず、彼は数ヶ月前の事故により頭を打ち、記憶障害が残るようになってしまった。
事故前の記憶はあるのに、事故後の記憶は寝るとすべて忘れてしまう。

彼は毎朝、事故後からつけている分厚い日記を読み、自分は脳障害で記憶があいまいな事を理解する。
そして昨日までやってきた事を膨大なメモと日記により知ることとなる。

唯一つ、記憶はないが昨日プロレスの練習で傷ついた体、筋肉痛の自分を感じる事で、日記の内容が本当だと確信する。

病気の事はチームのみんなには内緒にし、家族にはプロレスの事は内緒にし、彼は今の生活を続けようと努力していくのだが。。。



ストーリーは特にひねりないです。
このあらすじのままです。出演人の演技がずば抜けてすばらしいとかもないです。
でもそんなことどーでもいいぐらい、俺は感動しました！

爽やかな感動に浸れる映画です。記憶って事含め、「自分とは？」
なーって事も考えてしまう映画です。

お父さん役の泉谷しげるさんはいい味です。ぐっときます！


余談ですが、撮影は地元札幌で撮影されてまして、時折みえる空の向こうの山の形はとても見慣れた物なのに、映画で見るそれはなんだかとても美しくて。。。好きですサッポロ！

こんな秋の夜長にオススメ映画です。