先日の出来事です。

夜の仕事を終えた私は、早朝のチャイムで深い眠りを奪われた。
「えー誰だ、今頃」驚いた私は時計を見てみた。6時半だった。

「えー何だよ　誰だよ、まだ朝の6時半だぞ」とか言いながら
インターフォンの受話器を取った。

「誰？」朝の幸せな眠りを奪われた私は少々ぶっきらぼうに聞いた。

「○○警察署ですが」
「何、警察？」わりー事なんかしてねーよな
ドアを開けたら一人の警察官が立っていた。

「何ですか、こんな早く？」
「△△さん　青い自転車を盗られたりしませんでしたか？盗難登録してあって△△さんの名前になっていたものですから」
「自転車？あーそう言えば何年も前に青い自転車を盗まれた事ありました、でも、被害届け　出してませんよ」
「それを、確認しに来たんですよ　昨日その自転車が見つかったものですから、ちょっと見てもらえますか」
「えー今から、勘弁してよ、朝6時半だよ」
「すみません、警ら中だったものですから」
いくら警ら中だからって私にとってはまだ真夜中だ。
しかも　もう何年も前の自転車で盗られた事すら忘れてた。
その後2台買い換えて乗っている。

兎に角眠い私は後にして欲しいと言って、断わったら、「じゃ又10時ごろ出直してきます」と言っておまわりさんは帰っていった。

つづーく