映画「体操しようよ」

色々と作りたい事はわかるが、残念な映画だった。

まず会長が万能過ぎ。会長がいなかったら何も問題解決出来てないじゃん。

結婚式の親のスピーチでさえ泣かないほど気の強い娘が彼氏を選んだ理由もわかり辛い。
星を見るのも長野の方がいいなら何で今までいたの？彼女のそばを離れたくなかったから？親から逃げたり家業を継ぎたくなかったから？
母親に似たのなら納得。主人公もパッとしなかったから。

何よりクーデターの問題解決方法…そんなに絵で心を動かせるなら個展でも絵画教室でも開く方が自然。
皆の動きの欠点を指摘して、改善案まであるノートを誰かが主人公に許可なくまわすとかの方が自然だったと思う。

不自然さは感動に結びつかない。自分の作品を作る時にも気をつけねば。