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エミ②

2024年04月04日 08:03

えみの住んでいる街と俺の町は 距離にして100km以上離れている

近所の設定を知らず闇雲にメールを出していたので 20通近く送信したメールで同じ県の女性は2人くらいしかいなかった事を後から知る

エミの住んでいる県が隣だった事は 偶然の産物でしかなかった

メールからラインに移行して やり取りも1ヶ月が過ぎようとしていた頃突然エミが言ってきた

ねぇ シンちゃん(当時の俺のハンネ)あたしに会う気ないでしょう?

その日の話の流れから俺に会いたい!と言う希望ではなく 私を冷やかしに使わないでね というニュアンスが含まれている質問だった

そんな事ないよ そう答えたが本当は100km以上離れた町まで訪ねていくのは億劫だった

シンちゃん!こういうのはタイミングがあるからね チャンスを逃すといつまでも出会えないよ

その一言で俺の腹は決まった

俺は言い出す機会を探っていただけだよ という事で今日会えない?

突然の申し出にエミも驚き それマジで言ってる?仕事が終わってから会いにきても20時近くならない?

それでもいくよ!あってみたいからね

わかった じゃあ先日話した駅から少し離れた店の駐車場まで来て!そこに20時に

わかった 着いたら連絡入れるよ

そこからが忙しかった 全力で仕事を集中して手早く片付けると一旦家に帰りシャワーに入ってから素早く出かけた 妻の帰宅まで10分を切っていた このパターンは3年続いた

駅に向けて視界が開けた場所に車を向けて 駐車場で待つ事10分 前から歩いてくると思っていたが 助手席側から車を覗き込むように見ている女性を発見 それがエミだった

エミは森口瑤子に似ていた これは誰が見てもそう思うだろう綺麗な女性だった 正直びっくりした 今までの人生でこういくタイプの女性に知り合いがいなかったからだ

車を降りて話しかける俺

初めまして!エミさん?

シンちゃん?こんばんは!

このお店でいい?目の前の海鮮居酒屋に入る2人
あらかじめ予約を入れておいてくれた彼女のおかげで直ぐに席に着けた

そこからは舞い上がった俺のテンションの高い話し方にエミが こんなに話す人とは思わなかった!そう感想を漏らした

2時間ほど話すと店を出る 飲まなかった俺がエミを家の近くまで送ると 別れ際どちらからともなくハグをした

楽しかったと言って車を降りたエミ その日はそれで終わったが 興奮冷めやらぬ俺は悶々としていた事を書いておこう

彼女を初めて抱くのは3回目の逢瀬 妻以外の女性を抱いたのは初めてだった

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