趣味は読書、オブラートというわけでもなく

おニャン子クラブの「セーラー服を脱がさないで」に「友達より早く、エッチをしたいけど」という歌詞があるが、多分それからセックスのことを「エッチ」と言うようになったのだと思う。
「川の流れのように」より、こちらの発明の方が、秋元康の功績としては大きいのではないかと、密かに思う。
もともと、「エッチ」という言葉はあったが、それを動詞として使って、幼さでカモフラージュして、いやらしさ、淫靡さをとても希薄にすることに成功した。　
「セフレ」も都合の良い言葉で、「セックスフレンド」と言ってしまうと、身も蓋もないが「セフレ」と短縮するとやはりいやらしさや後ろめたさが、軽減する。
最近、「オフパコ」という言葉を知った。
「オフラインでパコる」ということらしいが、僕の年くらいだと「オフライン」が良く分からず、「パコる」はなんとなくエッチの擬音に動詞の「る」を付けたのだなと思うのだが、「オフパコ」と言うとなんとなくいやらしいと言うより、滑稽な感じになる。
「エッチする」と言うより「パコる」と言われる方が、ゲーム的な感じがする。
夜中に、くだらないことばかり考えてしまった。