マッサージ中に乱れる女性【リアル】

マッサージが仕事です。
治療院ですが、オイルもやります。

女性の全身オイルは、数は少ないですがそれなりに需要があって、ポツポツとお客さんが来ます。
セクハラで訴えられるのが怖いので、真面目にやってます。
（本業とは別に、性感マッサージを外部で請け負っていますが。）

ある日、初見で全身オイルのオーダーが入りました。
来院されたのは、でっかい高級外車に乗った、スーツ姿でモデルさんのように美しい女性。
たぶん、40代。

緊張した雰囲気で、「あれ？なんか変だな」と思いながらも、簡単に説明と問診をし、着替えをお渡しして、準備へ。

ベッドに横になっていたお姿は、まさにモデルさん。
完璧なスタイル。

オイルをまんべんなく塗って、適圧を心がけながら丁寧に施術をしていきますが、太ももの内側に指が届いたとき、おしりが一瞬ぴくんと跳ねました。

「あ、ちょっとやばいかも」と思いながらも、普通の施術なので、続行しました。
しかし、やはり太もも内側は、ビクン、ビクンと反応します。
ここで変な気持ちを起こしたら、身を滅ぼしますので、心を無にして、続行。

腰、背中、首と移っていきますが、やはりかなり敏感に体が反応します。
息も上がってきているし、対処に困りましたが、あおむけになっていただきました。

ここからが本当にやばかった。
脚も、お腹も、触るところ全てで体をよじらせ、喘ぎ始めたのです。
そして、私を挑発するかのように自ら脚を開きはじめました。
私は、冷静に脚を元の位置に戻しますが、また開きます。

そしてデコルテの施術の最中に、彼女はあろうことか、ブラを外して私の手を乳房に導いたのです。
そんな馬鹿な、と思われるかもしれませんが、本当です。
もう、びっくりです。

そのあとはもう、体をくねらせて乱れながら、私の手を握ってクリを触らせようとしたり、指を舐めようとしたり、やりたい放題。

その時私は、意外にも冷静でした。
なぜかというと、これは美人局だと思っていたからです。
彼女が帰ったあと、怖いお兄さんが来るに違いない、絶対に誘いに乗ってはダメだ、治療院が潰れる、そんなことを考えていました。

彼女の誘惑をなんとかかわしながら、施術を終えました。
彼女は、すぐに着替え、支払いを済ますと、逃げるように帰っていきました。
恥をかかされたと思ったのかもしれません。

その後、怖いお兄さんは来ませんでした。
本当のところはわかりませんが、ただただ欲求不満だっただけなのかもしれません。

だとしたら、「据え膳食わぬは男の恥」という道もあったかなあ、と少しだけ思います（笑）。