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異世界物は世界でも人気?

2023年08月30日 04:44

年配者にはまだ馴染みが無い、文字通り『異世界』を題材にした、漫画アニメが世界でも流行りだしたという特集を見たのだが、漫画アニメにハマるだけでも現実逃避なのに、更に上乗せされた『異世界』にハマる若者が世界的に本当に増え出したなら、多分これが世紀末というものだと思う。

だが、「肌の色が何色でもいい異世界に憧れる」という意味の言葉を発した外国の方と、

ハリウッド映画でも気にしなきゃいけない世の中に疲れている」と言った日本の声優の言葉とでは、価値観に雲泥の差がある事を私達日本人は覚えておかなければならないといけないと思う。

世界の人々は戦い、“休戦”で作品に没頭しているのに対して、日本は“逃避”で没頭しているのではないか?

視聴者や読者として“逃げ”、作品作りから“逃げ”、現実から“逃げ”ているのではないか?

作品を買い付ける人が異世界物だけ作る数が現在多い傾向にあると言っていた。

美少女が出てくるアニメを作れば見る条件反射と一緒である。

その作品の中から、本当に言いたい事・伝えたい事を熱く伝えられる作者が出てきてほしいと願うばかりである。

でなければおそらく、BLのように、少数派が楽しむジャンルとして、細々と続くだけになるだろう。
しかし、このような展開になると産業としては食えてはいけない人達が多過ぎるし、数の多さから、本当に好きな作品にたどり着けない読者が出てくる。
というか、もうなりかけている。

目先の利益だけではなく、全体のマッチングの仕方や、商品として作者の利益を守る制度作り、そして何よりアンチを作り出して好きな人達と対立させないで、楽しむ環境作りにも力を入れてほしいと思う。

作品とは本来自由に楽しむ物。だが、自由に楽しんだ末に残るものは、もっともっとと渇望する狂ったジャンキーで良いのか?
私が子供の頃愛した漫画アニメは、最終回まで楽しめた後に、生きていくだけの力をくれた。
だからこそ、次の世代に渡したい思いと時間がある。
この差はやはり作り手の人格につきると思う。
伝えたい思いが作品と違うと駄作になるし、上手く伝わらないと2流・3流扱いになる。
だがそもそも思いが無いものは作品だろうか?

自分が愛した作品で今1度考えてほしいと思う。

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