私は動物が好きです

お庭で土遊びの娘たちに付き合って


私も土遊びをしました



自宅なので、過ごし方も自由さにターボがかかり


ブースト2.0k（超自由気まま状態）


プールに飛び込めばいいや、という考えで


水着で土遊び



泥んこになって楽しんだ娘たちも、服を着たままプールに飛び込み


そのまま遊んで、夏を満喫



私「そろそろ着替えて、お部屋に戻るよ」


娘たち「は～い」


片付けをして、プールの回りに落とし物をしてないか確認していると


ドポーン


と、プールに飛び込む音



目をやると、見慣れない犬がプールで泳いでました



私「あんた、どこの子（犬）？あがんなさい」※日本語


と話しかけると、素直に上がってくる犬


そして、ものすごく人懐っこい



私「愛想いいねぇあんた。うちの子（番犬）用のビスケット食べる？」


と、常に携帯してる犬のビスケット（シェフに作ってもらった、番犬用のおやつ）をあげると


ものすごい勢いで食べてました



で、いつの間にか同じ犬が周りに7頭



私「どこから入ってきたの？」


まあ、犬が答えられるわけがなく



私「ビスケットあげるから、食べたらおうちに帰りなさい」

と、ビスケットを並べて


私「Wait!!※待て！の合図」


ってやってみたら、一同しっかりビスケットを食べずに待つワンちゃんたち



おお～、教育が行き届いてる、ちゃんとしたワンちゃんたちだ



と感心し



私「OK!」


の合図で、ビスケットを食べつくす7頭の犬たち



しばらくすると



「どこにいるんだ？僕はここだよ」


と、誰かを呼ぶ男性の声



私「あんたたちのパパ（ご主人の意味）じゃないの？ほら、帰んなさい」


と話しかけると、一斉に走り出すワンちゃんたち



さて、私も片付けてお部屋に戻るか



と、娘たちのタオルを手にして歩き始めると


ワン


と、さっきのプールに飛び込んでたワンちゃんが、少し先でお座りして私にご挨拶



私「帰ったんじゃないの？ほら、おうちに帰りなさい。また今度遊びに来たらビスケットあげるから※日本語」


と話しかけると



ワン


ともう一度吠えたあと、振り返って走り始めました



で、不思議なのはその後



走っていったワンちゃんが、フワ～っと視界から消えて



「ありがとう※英語」


と、さっきワンちゃんを呼んでいた男性の声がどこからともなく聞こえ



たしかに残ってたはずのワンちゃん用ビスケットが、いつの間にか空っぽ



おじいちゃんに話してみると



おじいちゃん「おそらく、犬が大好きな飼い主が、
空腹と暑さに参っていた愛犬に憩いの場とおやつを提供したかったんだろう」
かつて飼っていた犬を空腹で死なせてしまった者の霊ではないか、という意味

※こっちの人は、目に見えない存在というものを最初から”存在する”と思っている人が多いです




そうは言ってもな～


犬、撫でたんだよな～


手に感触あったしな～





・・・



そういえば



プールに入ったはずの犬



ワンって挨拶してきたとき



出たばっかりなのに




毛、全然濡れてなかった・・・







ま、ビスケット美味しそうに食べてたから


それでいいです