ドラマみたいな話

結ばれないはずの先輩
1つ上の先輩
高校に入学して
部活見学で
サッカー部のかっこいい
先輩に一目惚れ
頭良くて
運動神経いい
私には天秤にもならない
彼女絶対居そうだし
私の中での何度目かの初恋
そんなこんなで
片思いしてたある日
帰り道にあるお好み焼きを
友達と食べて帰ろうと
話になり
偶然にもその店に先輩が
もう舞い上がってしまったが
私には釣り合わない人と
思ってた
先に先輩達は帰って行った
しかし私達も
食事が終わり帰ろうとして店を出たら
まだ先輩達が自転車置き場に
そしてその時
メモを渡された
私は何も言えず多分顔が真っ赤
その場を通り過ぎた
その後
早くそのメモの内容が見たく
友達にもせかされ
自転車で少し走った所で
メモを開くと
そこになんと
入学してきた時から気になってた
付き合ってくれませんか？と
ノートの端を破ったような
速攻で書いたメモ用紙に
もう舞い上がって何処までも上がっていきそうな
友達にもやったやん
付き合うんやろと言われ
そして
その次の日の朝
自転車置き場で会った
昨日の返事が聞きたいと
断る理由なんてない
私も良いなと思っていたから
よろしくお願いしますと
それからは
帰りが一緒の時は
彼氏と帰るようになり
付き合いが始まった
その彼氏の家とうちは逆方向なのに
先輩は自宅近くまで送ってくれた
朝も近くまで来て待ってくれていた
優しい先輩だった
先輩が卒業するまで続いたが
その後別れた
結ばれないはずの先輩から声をかけられ
結ばれないはずと思っていたから
嬉しかった
元々結ばれる運命だったから
このお題ではないかぁ