【お題日記】私のこだわりの攻め方

感度の高い性感帯として有名なクリトリス。

ここはとても敏感なため、ほんのわずかな刺激だけでもオーガズムに達してしまう人がいるのも事実。
ですが、下手な人の場合、それだけに頼ってしまうがために、ただやみくもに触ってしまうんですね。

そして、女性が感じ始めると、ここぞとばかりに刺激を強くしたりしてしまいます。
せっかくいいリズムで感じていたのに、それを崩されてしまうととたんに性感が弱まってしまうんです。
これを知らない人は本当に多いようですね。

この時、女性は「あ～もう、触り方を変えないでほしいのに！」と半ば腹の立つ思いを抱く場合もあるんです。
強く刺激したり、それまでと触り方を変えればさらに敏感になるなんてことはありません。

それと、皮をかぶっているからといって、下手な人はすぐに剥こうとします。
これがけっこう痛いんです。
痛みがあると、女性は間違いなく冷めてしまいます。
　
また、クンニの際、あなたはどのようにしていますか？
上手な人はクリトリス、大陰唇、小陰唇、膣の入り口など、
場所によって方法をちゃんと変えています。

クリトリスを含む女性器の表面は、
確かに感度の高い場所ではありますが、
刺激の仕方によってはせっかく感じていただけに、
がっかりさせてしまう恐れのもっとも高い場所でもあります。
ただ刺激すれば感じるというのは誤解なので、正しい方法を覚えてくださいね。

まずクリトリスですが、上手な人がここを指で愛撫する場合、指の腹や指先をごく軽く触れるところからはじめています。 この時、女性が感じ始めても、触る速度やリズムは変えません。

そのまま淡々と愛撫することでイってしまうこともあるんです。
もし変えるとしてもイク寸前に若干スピードを速める程度。
　
そして、濡れてきたらその愛液を使って、大陰唇のトップや溝の部分に指を這わせたり、小陰唇を指先ではじいたりします。
クリトリスへの刺激はそのままに、両方を愛撫するという方法もあります。
この性器の表面の愛撫は本当にバリエーションが豊かです。
　
また、クンニの場合。舌は指よりもやわらかいですよね。
クリトリスがまだ皮をかぶっている場合、上手な人はすぐに剥こうとはせず、まずは包皮ごと優しく刺激してくれます。
露出されるのはその後です。
舌先を使ってクリトリスをつんつんと突いたり、大陰唇に思い切り大胆に舌を這わせたり、上手な人のテクニックはバリエーションも豊富ですが、そのリズムはかなり安定しています。
これは、女性の感度が高い分、
ちょっとしたことですぐに冷めてしまう微妙な場所であることを
熟知しているからなんです。
　
このように、女性器の表面周辺は、うまくやれば
「この人、分かってる！！」と感動すら覚え、
そこだけで何度もイってしまうほど感度の高い場所。
女性は、ここで思い切り大胆に声をあげられるような、上手なテクニックをいつも求めているんですよ。

膣内部の愛撫でもっとも誤解されているのがGスポット。
下手な人はGスポットとおぼしき場所を見つけると、そこを指でガシガシと刺激してきます。

これは、実はまったく気持ちよくないんです。
それどころか、女性は肉体的にも精神的にも不快感すら抱くんです。
（それと、完全に見当外れな場所を一生懸命愛撫している人も多いんですよ。）

男性がそうしてしまうのはおそらくAVの影響だと思うのですが、これほど女性に評判の悪い愛撫はありません。

確かに、Gスポットでオーガズムを得ると、腰から下すべてに快感が走り、女性はえもいわれぬ絶頂感に見舞われます。 しかし、だからといって強く刺激したり、長時間やり続けても女性はイクどころか、どんどん冷めていってしまいます。 そこからはもう感じる演技をし続けなければならないのですから、女性にとっては苦痛といってもいいでしょう。

そもそもオーガズムというのは、
強く刺激すれば与えられるというものではないんです。
膣壁をゴシゴシ摩擦するなんて論外です。
女性は優しい愛撫でないと
感じることはできないようになっているんです。
　
また、Gスポットでオーガズムを得ることと潮を吹くことは
イコールではありませんので、誤解のないようにしてくださいね。
潮を吹かなくても、ここで快感を得ると女性は恍惚となります。

上手な人は、まずGスポットの場所を完全に熟知しています。
位置の目安は誰に聞いても、「膣口と子宮のちょうど中間くらい」といった回答です。

これは正しいと思います。
膣の長さというのは、平均して８センチから10センチ。
ですから、中指を挿入して、第一関節を軽く曲げたあたりと考えるといいでしょう。

クリトリスのところでも説明しましたが、上手な人は、愛撫の強さは決して変えません。
あくまでも単調なんです。

Gスポットを指の腹でそっとノックし続けるように触れてくるんです。
これを続けられると、女性はひとりでに昇りつめていくんですよ。

膣内の刺激はハードである必要はまったくないんです。

上手な人は、ここが苦痛のポイントでもあることを知っていますので、力をこめない優しい愛撫を心がけています。 また、同時にクリトリスでかなりの快感を得ていると、Gスポットでさらにイッたとき、その相乗効果ともいえるものすごい絶頂感が襲います。

さらに、上手な人は「括約筋攻め」も忘れません。 十分に濡れた膣内にゆっくりと指を２本挿入し、入口から数センチの側面の一番盛り上がっている部分が括約筋です。

攻め方としては、人差し指と中指をそろえて、指の腹を括約筋に当て、反対の手は指をそろえてクリトリスの包皮の上にのせます。

この時、右手でやるなら、左側の括約筋を攻め、逆なら右の括約筋を刺激しましょう。

圧迫刺激や小刻みな振動が有効です。
指の腹で揉むような動きを続けていると、
括約筋が大きく張ってくるのが分かると思います。
これはかなり効くんです。
　
上手な人というのは、クリトリスで十分な快感を与え
下準備を整え、より大きな絶頂感を膣内で導くという
合わせ技をやってのけてくれます。

この強烈な絶頂感を経験した女性は、
もうそのテクニックなしではセックスがつまらなく思えてしまうほどですから、知っておいて損はありませんよね。

まず、女性の性感帯の場所について、あなたはどのくらい知っていますか？
女性器（クリトリス含め）、乳房、乳首、耳もと、首筋、お尻……

この程度ならよくご存知でしょう。
しかし、女性の性感帯はこの何倍もあるのです。

たとえば、それはわき腹に数箇所、足指、膝裏、手の甲、指の股、脇の下などにあります。

　「そんなにあるんなら、気づかないうちに触ってるだろうし、それでいいじゃないか」
と思うかもしれませんが、違うのです。

問題は、その触り方にあります。たとえば、女性がもっとも敏感に感じるクリトリスを例に挙げてみましょう。

あなたは、クリトリスを指の腹で触るとき、どのように触りますか？多くの男性は、クリトリスを触るとき、手のひらの付け根の部分を女性の下腹部や太ももなどに当たった状態で触ります。そのほうが指先が安定するからです。これは無意識の行為ですが、実はこれでは快感は半減してしまいます。

どういうことかというと、まず、あなたの手のひらの付け根が当たっている（寄りかかっている）場所に、彼女は温度と圧力（重さ）を感じますよね。その状態のまま、今度は指先がクリトリスに当たります。つまり、彼女の感覚がその二箇所に分散してしまうのです。

ですから、指先をクリトリスだけに触れさせて刺激してみてください。濡れる速度や量などで、反応の違いが分かるはずです。

他にも、わき腹や膝裏、指の股の愛撫にも効果的な触り方と、むしろ逆効果な触り方もあるので、非常に注意が必要です。それだけのことでも彼女の満足度や快感は大きく変わるのです。
女性の性感帯、たとえば、乳首を例に挙げてみましょう。

性感帯とはいえ、触れば快感を得るとは限りません。そうでなければ、赤ちゃんに母乳を与えるたびに女性は感じてしまいます。実際はそんなことはありませんよね。

では、なぜ男性から乳首を愛撫されると女性は快感を得る、とされているのでしょうか。
実はここにもヒントと落とし穴があるのです。

いくら相手が男性であっても、何の準備も出来ていない状態で乳首を刺激しても、女性はくすぐったい程度の感覚しか持ちません。
もし、あなたが彼女の背後から近づいて、いたずらするかのように乳首をつまんだ際、すぐに彼女が目を閉じて感じるような声を出したとしたら、それは完全なるサービスだと思ってください。
実際は、快感は得ていません。

しかし、乳首に触れただけで背中をのけぞらせるほどの快感を得る場合もあるのです。
そこまで敏感に感じるというのは、実は脳内物質が関わっています。この脳内物質は「なんだか淫靡な気分になってきた」とか「ドキドキする」といった感情を引き起こします。

男性は、ドキドキしたりエッチな気分でなくても女性にペニスを触られたら勃起しますよね。しごかれたりすればだんだん興奮してきて、最終的には射精することもできます。
しかし、女性は違います。確かに、触れられれば心地よいという快感を感じることはありますが、とてもオーガズムまではいきませんし、決してそれだけで満足することはありません。

女性はとにかく、この事前の「ドキドキ」がないと快感が半減してしまうのです。
ですから、性感帯を愛撫する前には、女性をドキドキさせなければなりません。

ドキドキした状態で触られれば、女性は全身が性感帯にもなります。
これは決して大げさな表現ではありません。

簡単ですが以上です。