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趣味は読書、活字の海で…

2019年12月01日 03:48

角川源義は学生の、「目がつぶれるほど本が読みたい」という言葉を聞いて、角川文庫を始めたと何かで読んだ。
ある種の人々が、活字を求めるのは、何故だろう。
母は本を読むのが好きで、分厚ければ分厚いほど読破するのに闘志が湧いたと言っていた。
最近、自分の年齢も考えず、長い或いは分厚い本を読みたいと思ってしまう。
先日、書店に行った時、棚にあった町田康の「告白」という本が目についた。
現代作家の本で、なかなかに分厚い。
その時は手にしただけだったが、いずれは読むかもしれない。
デジタル書籍と違って、紙の本は物質である。
量を目で見ることが出来る。
やはり、分厚い本は、今の僕には、何となく魅力である。
細雪」「ユリシーズ」「フィネガンスウェイク」「失われた時を求めて」「ファウスト」「虚無への供物」「家畜人ヤプー」「百億の昼と千億の夜
まだまだ思いつきそうだが、硬軟合わせてこのくらい。
「眠られぬ夜のために」とか「幸福論」などは、読めないかもしれない。
意味さえ為していない活字という存在それ自体に、つまり印刷された明朝体の文字自体に、美しさや魅力を感じているのだ。
意味ではなく、活字の羅列、配列自体に絵画のような、美と魅力を感じているのだ。
いつか、活字の海で溺れたいなどと思っている僕は変態である。

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