趣味は読書、ほぼ一日一冊本を買う

コピーライターで古くは矢沢永吉の「成りあがり」の聞き手で、女優の樋口可南子と結婚している糸井重里が、「ほぼ日刊イトイ新聞」というのをやっているが、僕もほぼ一日一冊本を買おうと思う。
需要(読むスピード)と供給(購入する本の数)のバランスが合わないと思われそうだが、数年前ほぼ全ての蔵書を失ったので、むしろ供給が需要に追いつかない(永遠に)という状況である。
僕は文庫本しか読まないが、それでも一冊の単価は、僕が本を買い始めた頃の倍くらいになっていると思う。
多分一冊700円くらいだろう。一ヶ月毎日一冊文庫本を買って、21000円くらい。これは、趣味としては安い方だと思う。
今日、繁華街の書店を二軒回って、四冊本を買った。本当はもう一軒回りたかったのだが、人ゴミと歩くのに疲れてしまい、電車が混まないうちに帰ったのだ。
目的の本を定めずに書店に入ったら、もっと時間がかかったろう。
しかし、書店の文庫の棚を丁寧に眺めるのは、僕には苦痛でもなんでもないのだ。
もし、古書店巡りを趣味にしていたら、もっと恐ろしいことになっていたと思う。休日の日中のほとんどを、古書店のカビ臭い空気の中で過ごすことになっている筈だ。