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趣味は読書、見てから読むか読んでから…

2018年07月08日 06:29

自分で文庫本を買うことを覚えて、暫くした頃、横溝正史ブームがあった。
初期の角川文庫の横溝作品のカバーは、女性裸体が多く、表紙の絵で中身を判断していた僕は、いやらしい本だと決めつけて、興味はあったがなかなか手に取れなかった。
初めて買った横溝作品は、「悪魔設計図」で、表紙はモロに女性の裸の絵。
自意識過剰中学生は、地元ではとてもそんな本は買えず、夏休みに遊びに行った沼津書店で買ったのだった。ここなら、絶対に同級生や知り合いには会わないだろうと確信して。
期待していたのとは違った意味で、その本は面白く、その後どんどん横溝正史に夢中になって行った。
犬神家の一族」が映画化され、「見てから読むか、読んでから見るか」というキャッチコピーが流行った。
安易なノベライズを除いて、僕はずっと「読んでから見る派」だった。
最近では、テレビドラマの「黒革の手帳」も原作を読んでから見た。
しかし昨日、既に最終回を見終わっている「ブラックペアン」の原作を買った。
ドラマが始まる前は、見るつもりが無かったのが、たまたま見始めてしまったので、原作を読まずに見たのだ。
しかし、やはり読んでから見る方が好きである。
自分なりに想像した作品世界が、一番面白く、それと他者が具体的に創った作品との相違点を確認することが出来るからである。
見てからだと、どうしても映像作品に影響されて、自由な想像が制限されてしまう。
自分が頭で創り上げた作品に、その後から映像化された作品を対比させるのが良いので、逆だと面白くない。
これはあくまで、個人的嗜好の問題であるのだが。

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