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イギリス初海水浴

2017年08月14日 22:22

イギリス初海水浴

キャンプを終え、朝早くに出発し

一旦自宅へ帰宅


3時間ほどのドライブののち、自宅へ着いた私たち親子は

キャンプ道具を玄関に降ろし、用意しておいた水着その他を車に載せ

お隣さんへ声かけ



今回はお隣さんご夫婦のお誘いで行く海水浴です



トランクに椅子やらテーブルやらを載せ

お隣さんを後部シートへ乗せ

レッツゴー



お隣さんは、去年の初渡英からとっても親切にしてくださっていて

今回も私たち親子に、色々とお世話を焼いてくれてます


ぽっと出で知り合いのいない私にとっては、こんな心強い味方はなかなかいないので

何をするにも、安心
(娘と私のイギリスでの身元保証人にもなってくれています)


走り始めてから、奥さんバスケットからサンドイッチを取り出し

旦那さんはカップに温かい紅茶を注いで振舞ってくれました
(娘はお二人をイギリスでのおじいちゃんとおばあちゃん
私もお二人をイギリスでの父と母と慕ってます)


実際、お二人はお孫さんとお出かけしたことはないそうで
ロサンゼルスやらロンドンやら、色んな所に息子さんや娘さんは引っ越していったそうで
滅多に帰ってこない実の息子や孫よりも、隣に住んで慕ってくれる私たち親子の方が
とっても可愛いと言ってくれて、お世辞とわかってても嬉しいもんです)




およそ2時間ほど走って、海へ到着



案の定ですが、風は強めで少し肌寒い


ですが、お客さんはなかなか揃ってまして

日本の海水浴とは、全然違います




ゲートをくぐり、駐車場に車を停めると


ほどなくして、屈強な男性(兵隊みたいな恰好)がゾロゾロと集まり

お隣さんへ敬礼





(何が起きてるんだ



話を聞くと、この兵隊さんの上官が

お隣さんの昔の子分?弟分?らしく

荷物やら何やらを、兵隊さんが全部運んでくれました


ビーチに降りても、兵隊さんのガードは続き

地元の若者が面白そうに近づくと、両手でガードし

さらに調子づいた若者が、私たちに近づこうとすると

兵隊さんが問答無用で、若者柔道の1本背負い
(こっちでは、兵隊の制止を振り切ると
拳銃で撃ち殺されても文句が言えないそうです)



お隣さんが弟分の上官さんに
「日本に嫁がせていた娘(私の事)が、孫(娘の事)を連れて帰国してるから
海水浴の間、我々に安心を提供してくれ」とお願いしていたそうなのですが


兵隊さんに囲まれたリゾートなんて、未経験の私としては

何をどうすればいいのやら




まあ、気にせずにいればいいか・・・


とはならず



とりあえず、娘と手分けして

持ってきた飴やガムを、兵隊さんに配って回りました
(30人くらいいました)


とりあえず椅子を広げ、タープを張って日陰を確保し

のんびりしていると


今度は色んな部分に骸骨やら文字やらタトゥーのすごい集団が現れ

そのうちの1人が、兵隊さんの上官に何か話したあと、お隣さんにご挨拶




(いったい、何者なんだよ

と思ってしまうほど、お隣さんは交友関係が多く

このタトゥー集団は、元「マフィア」の人たちだそうです


お隣さんは話したがらないのですが

どうやら、この元マフィアさんたちはお隣さんによって更生されたそうで

今では会社を起し、運送やら工事やらを請け負う人たちだそうです


お隣さんパパ「ここは彼らの地元だから、お腹が空いたら彼らに言うと良い。
私たちには温かい紅茶を持ってきておくれ」




そうは言っても、怖えぇよ



悪いことしないってわかってても、タトゥーが怖えぇ~よ



と、ビクビクしてる私をよそに

娘は平気で元マフィアさん3人を引き連れ
(正確には、近くのレストランまで案内してもらってます)
意気揚々と闊歩




お前の勇気を、ママに少し分けてくれぃっ



3分ほどで到着したレストランでは、メニューを見て食べたいものを伝えると

レストランの主人「○○さん(お隣さんの名前)とこの娘さんだろう?話は聞いてるよ。
下の海岸かい?20分で届けるから待っててくれ。
護衛は何人いるんだい?」


・・・話が早いなぁおい



とりあえず兵隊さんの数と元マフィアさんの数を伝え、ビーチに戻り

気を取り直して、娘とビーチバレー



のはずが


いつの間にか、真剣勝負になった娘チームと私チームに兵隊さんやらが分かれ

本格的な勝負に




ちなみに、兵隊さんの中には女性も数人いたので

少々心強い


いえ、女としては

屈強な男性に囲まれると、怖くなるもんですよ



日向ぼっこを楽しむお隣さんご夫婦の呼ぶ声に反応して

一旦ビーチバレーは終了


先ほどのレストランのご主人が、車の荷台いっぱいに食べ物と飲み物を持ってきてくれました



レストランの店主「○○さんからお代は頂けないさ。将軍だからね」


将軍なの



聞くと、このレストランは昔マフィアに立ち退きを迫られた時期があったようで

その時に助けてくれたのが、お隣さん。


一人で乗り込んで、マフィアボスと話をつけたそうです




・・・私が一生かかわりのなさそうな世界の話です




そんなことそっちのけで、兵隊さんやタトゥーだらけのお兄さんたちと談笑する娘を見ていると


人との交流は、これが自然なのかなと思ったり




それにしても、統率の取れた組織というものは

ものすごいですね




若い地元民が近づくと、問答無用で投げ飛ばすんですよ
(もし私が政府高官の娘とかだったら、近づいた人間は問答無用で射殺するそうです)


大抵は避けて通るんですけど

(俺、そんなの平気でいけちゃうぜ)的な血気盛んな若者は近づくわけですよ



そりゃ、傍から見たら

白人の老夫婦東洋の女、白人子ども

を警護してるわけですから、興味ありますよね



兵隊さんは平気で投げ飛ばし

マフィアさんは平気で脚を払い抑え込み

パトロールで訪れた警官は、お隣さんの弟分(上官の人)に何か話すと

敬礼していなくなる




これって、ある意味無法地帯なのでは




でも、100%安全な海水浴なので


その点では最高です




夕方までのんびりしましたが


海に入ったのは、およそ10秒




意気揚々と娘と海に突入


・・・冷てっ



となり、入水を断念




こちらで海に入るのは、少々寒すぎました

このウラログへのコメント

  • 2017年08月14日 22:43

    素敵な衣装を見て ついコメントを…(^^;)

    人との繋がりと言うか
    イチゴさんの周囲にはミラクルが溢れてる気がします

    楽しい休日が過ごせて何よりです(^^)v

  • けちょん 2017年08月16日 10:02

    またまた物語のような日々を過ごされているようでなによりです。
    お化けにでもなって、傍でその出来事を見てみたいものですねぇ。

  • たかし 2017年08月17日 01:16

    こんばんは。イチゴちゃんていつも誰かに、何かに守られてる感じ。
    人徳だったりするんでしょうね。
    何があっても大丈夫な気がします。

  • もりたろう 2017年08月20日 07:32

    う~ん… やっぱり映画の世界ですね(;^_^A

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