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ラブホテルの地域性

2016年01月14日 10:00

昨今、日本全国どこにいっても同じ建物を見かけることが多くなった。例えばコンビニエンスストア、大型量販店など、どこの地方にも同じような場所に同じ外観の建物がある。ホテルも例外ではなく、ビジネスホテルシティホテルも、全国どこでも同じ内装、同じクオリティーのサービスが受けられることを売りにするホテルが増えた。ではラブホテルはどうだろうか?

お客さんの動線が特殊であるラブホテルは、専門の建築家が全国を飛び回って仕事をしていることが多い。したがって、北海道ホテル沖縄ホテルも同じ建築家が同じコンセプトで作ったケースも少なくない。しかし外観やコンセプトは同じでも、客のニーズに合わせて各地のサービスが違ってくるのがラブホテルの特徴だ。

北海道は、とにかくサービスタイムの設定時間が長い(10時間くらい設定しているところが多くある)。今のように、全国的にサービスタイム制度が取り入れられる以前から休憩利用の設定時間が長く、「ラブホテルではゆったり過ごす」という意識が感じられる。冬には暖房料金が300円ほど加算されるホテルも少なくない。

そして冬といえば、北陸東北。この地域では冬にラブホテルを利用する人が多い。具体的に言うと、夏より冬に売り上げがうんと上がるので、従業員の数もそれに合わせて増減しているホテルがあるほど。冬場の利用者が断然多いのは、田植えから稲刈りまでは忙しいが、冬になると暇になるからだという人もいる。

ラブホテル不倫の増加を担ったか

関東は、東京を中心に多種多様である。いろんな所から人が集まっているせいか、バラエティーに富んでいる。他の地方に比べて顔を隠して入ってくるお客さんが多く、「ラブホテル=後ろめたい」という雰囲気がやはりまだ残っている。また、上京してきた若者一人暮らしが多いせいか、利用者に中年層が多いというのも特徴である。

週刊誌で「ラブホテル不倫の増加を担ったのか?」という取材を受けたことがあるが、場所を提供したという意味では、そうかも知れない。とにかく利用客で「中高年×OL風」という組み合わせをよく見かけるのは関東である。そのため、オープンフロントにしているところと、完全に顔をさらさないフロントにしているところが区分けされている。要するに中途半端ホテルより、目的がはっきりしたホテルが多い。長年、本格的なSM専門の老舗ホテルが堂々と君臨しているのも東京ならではである。

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