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遺伝子組換え食品だらけの日本

2015年12月31日 14:16

米国では自閉症アレルギー、その他様々な疾患の原因として指摘されはじめた「遺伝子組み換え食品」。専門家によると、表示義務のある日本でも、消費者はそれを「知らずに食べている」という。

 「日本にも大量の遺伝子組み換え食物が輸入されているが、見かけるのは『遺伝子組み換えでない』という表示ばかり。(規制は)非常に食品業界に甘く、私たちは『遺伝子組み換え』とは書いていないから大丈夫と思って、気づかずに食べてしまう。この表示制度を変えて、遺伝子組み換え食品を食べないようにすることが重要だ」


 こう訴えた安田美絵氏(自然食研究家)はさらに、「たとえば遺伝子組み換えの餌を食べて育った家畜の肉や牛乳には、一切、表示義務がない。したがって、私たちが間接的に食べているパターンが非常に多い」と指摘。さらに、油や醤油清涼飲料水に入っている果糖ブドウ糖液、水飴、みりん調味料醸造酢や醸造アルコールコーンフレークにも表示義務がないという。

 「私たちは気がつかないうちに大量に食べている。スーパーで安いサラダ油、ナタネ油、キャノーラ油、綿実油を買えば、何も書いてなくても、ほとんどが遺伝子組み換えの原料を使っていると推測される」

 この日本人にとっては「寝耳に水」の衝撃的な安田氏の報告に、聴衆は息をのんだ。

 2015年10月31日東京都渋谷区東京ウィメンズプラザで、ドキュメンタリー映画『遺伝子組み換えルーレット―私たちの生命ギャンブル』の上映と完成記念トークが行われ、映画の日本語版作成にも関わった安田氏のほか、同作品の日本公開を企画したオルター・トレードジャパンの印鑰智哉(いんやく・ともや)氏、内田聖子氏(アジア太平洋資料センター)が登壇した。

遺伝子組み換えルーレット』日本語公式ページ
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