現在進行中の思い出

まだまだ引っ張る思い出話。

うん、語感は良いね。


手を出さないようにとしていたのは、
それまでの関係の方が大事だったからで。

なぜ手を出したかと言われると、
正直、言葉に詰まります。

でも、知りたいんだよね。
どんな声を出すか、どんな顔をするのか。
その時、凄く大事にしたいと、思う。


でも、先が無いということは、お互いに思っている。

甘くもあり、
苦々しくもあり、
美しくもあり、
醜くもある。




彼女と初めてした時の事は、
勿論、覚えている。

降っていた雨の音、雨の匂いと体臭がまじった部屋の空気。

当然そうなることをある種期待していた二人なので、
躊躇いは無く。
(彼女も期待していた、と言っても差し支え無いだろう)

初めて入れた感触も、瑞々しく
覚えている。


初めてが済んだ後も、本当に一日中抱き合って。

夜になっていたのに気付かなかったくらい。


こう書いてると、やはり男性(自分だけ？)の方がセンチメンタルな気がする。

彼女、基、妻は覚えてるだろうか。

覚えていたとしても、思い出そうとする意欲はあるかどうか…

彼女にとっては所謂、初体験だったけれど。

何の気なしに話をしてみようかな。

多分、スルーだろう。

ま、そりゃ仕方ない～