2013忘年会-前会社編1・・・

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

今年最初のログは

昨年暮れに表に書いたログの続きです

まずは前の会社の忘年会・・・

裏ログをずっと読んでくださってる方だと

前の会社って確か・・・

なんてお気づきの方もいるんじゃないかな・・・

あの芋川さんがいます・・・

しかもしっかり参加者名簿に載ってるし・・・

とりあえず一次会は居酒屋で・・・

うん、芋川さんチラチラ見てるし・・・

「ゆうこさん、あそこの人と何かあった？」

いきなり迫水さんが聞いてくる

「えっ・・・？」

「なんかさっきから意味深な視線送ってるわよ」

「あう・・・」

「意味深っていうより女を見る目よね」

「あうあう・・・」

月野さんも流石っていうか

するどい・・・

「まあ、いいけど。わたしの好みじゃないし」

好みだったら困るし・・・



そして二次会

個室っぽい居酒屋・・・

ここで深水さん合流・・・

男性18人女性7人

結構な大所帯だし・・・

2部屋仕切りを外してぶち抜き・・・

迫水さん　もう男性3人囲わせてるし・・・

月野さんも2人・・・

深水さんのまわりに8人・・・

本来のパートさんたち2人は

たぶんお目当ての社員なんだろうな

しっかり横に座って言い寄ってるけど

実は深水さんの方に行きたいみたい・・・


芋川さん　ひとりポツーン・・・

うーん・・・

悪い癖が顔を出す・・・

そんな目で見るなよ・・・

終わらせるきっかけ作ったの芋川さんじゃない

悪い言い方すれば

月に一度の献身的な愛人をさ

保身のために他人に売ったんだよ・・・

でも、悪い癖っていうか

これは業みたいなもんかな・・・

「米田さん・・・」

「ん？、ああ、そういうことか」

「うん・・・」

「うまく誤魔化しとくよ」

「ありがと・・・」

「そのかわり森重さんとこのアレ、一緒に参加してね」

「あう・・・うん、わかった・・・」

この借りのツケは大きいな・・・



「おひさしぶりです・・・」

「ああ、おひさしぶり」

「元気でしたか・・・？」

「ああ、君も元気そうだね」

「ええ、まあ・・・」

「あの、もう一度」

「だめです・・・」

「あう」

「ちょっと外に出ませんか・・・？」

「えっ、ああ」

芋川さんとこっそり抜け出す

冬だけに外は寒い・・・

「ここ芋川さんのマンションの近くですね・・・」

「え、ああ、あそこだね」

「あそこかあ・・・」

「うん」

「あそこで芋川さんに気持ちと体を預けて裏切られて・・・」

「ごめん」

「もう、終わったことですから・・・」

「もう一度」

「だめです・・・」

「あう」

もう、月に一度の愛人はする気ない

これは本気・・・

ただ、このまま終わりも寂しい

それも本音・・・

「2時間だけなら・・・」

「えっ？」

「2時間だけなら・・・」

「いいの？」

「本当に最後ですよ・・・」

来年は多分ない・・・

芋川さんの腕にしがみつく・・・

「えっ？」

「時間がないから・・・」

「えっと？」

「もう始まってるんですよ・・・」

「そっか、んっ」

芋川さんにキス・・・

芋川さんとの思い出が

頭の中一杯　あふれるくらいに思い出す

スイッチは入った・・・

寄り添って芋川さんのマンションへ

そして部屋に入る

思いっきり抱きついて

濃厚なキス・・・

芋川さんと関係してた時より・・・

わたしはもっといやらしくなってる・・・

芋川さんと終わってから

今日までの空白の時間・・・

芋川さんは多分時間が止まったまま・・・

わたしは・・・

今のわたしは芋川さんにどう見えるのかな・・・

まあ、せっかくの時間・・・

深く考えるのはやめよう・・・

今だけは・・・

唇を離して芋川さんを見つめて・・・


　　　　　　　　　　　　　　・・・ただいま