趣味は読書、ウラデジ篇

小学校へ行く途中の道に、外人のヌード写真が落ちていた。もう、46、7年も昔の事だ。それが初めて見たヌード写真。友達と二人で、一枚のヌード写真を見て、僕はおしりを友達はオッパイを選んで確か二つに分けた。
時々、通学路に、エロ写真は落ちていた。
中学になると、「プレーボーイ」や「平凡パンチ」を買うようになり、高校の終り頃には、「スコラ」など。
大学受験の頃から、ビニ本がブームになり、予備校に行きながら神保町のビニ本屋に行ったりしていた。
やがて、ビデオの時代になり、エロ本は忘れさられて行った。
「平凡パンチ」は廃刊した。話はそれるが、横溝正史ブームの最初の頃、中学生で、表紙に描かれたヌードに、内容も分からずにいやらしい小説に違いないと決めつけ、レジが若い女性だったにも関わらず、恥ずかしさに耐えながら買ったのを憶えている。今から思えば、別にいやらしい小説では無かったのだが。
ひとつ思い出した。中学の頃、米国版プレーボーイを友人が手に入れ、確か黒い修正を、ベンジンで落としたのを回してくれたが、落とした跡は白紙になっていて、がっかりした。
どれも、初体験前の話である。