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「悪の教典」読後感(=^エ^=)

2013年11月06日 22:14

先日DVDを見てから原作を読んでみたら、やはり色々と変えてありました。
なんせ長い。
上下巻あるけど、文体や表現がラノベ風の軽いタッチで一気に読めましたじょ♪
主人公・通称ハスミン先生、ユニークですな。
ハスミンの日頃の人柄は、明朗快活で優しく熱心、問題が起こっても大ごとにせず、
敵を作らず、関係者から不満が出ないように穏便にまとめようとする平和主義


思考とやってることは怖いのに、心はいつも平常で前向きでユーモラス。
このギャップがブラックジョーク的(・・;)


サイコパスというのはこういうものでしょうな。
殺人」のハードルが低い。命ある者も物体も同じ。
憎悪や怒りからの殺人ではなく、「邪魔になるものを排除」の感覚。

ハスミンの視点で話が進められるから、殺人がごく普通の事みたいに錯覚してしまう。

ハスミンの考え方がまったくわからん><」との読者の声も多い作だそうですが、
ハスミンを「普通の人」と捉えていると不明、ハスミンはサイコパスであるという前提で考えるとその合理的な(ただし自分にとってのみ)考えは至極当然であるに帰着




しかし、こんなサイコパス創作人物だけにして欲しい。
現実に多数存在しないのを祈るばかりですわい(^^;)

このウラログへのコメント

  • ゴロー 2013年11月09日 01:34

    ラストで、自分は精神異常者だから絶対に罰せられない、って確信するところ
    救いようもなく暗くなります。

  • ゆり 2013年11月10日 01:04

    後味の悪さが特徴ですね。続編ができたらどんな話になるだろ?
    小説はもう続編がないような気がします。
    映画はまた設定を変えてあるかも。

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