寝

なかなか夜にならない
いつまで経っても日が落ちない
永遠に昼で
永遠に世界は活動していて
永遠に遊び続けていられる

そんな世界は夢の中にしかない



夜が来るのが怖くて怖くて仕方ないのに

本当に望む世界は

夜にならないと行けない



いっそ
永遠に夜のままならいいのに
とも思う





一つ楽しいことを終えて
次の楽しいことと思ったけれど

心も体も
全然動いてくれない

理由は明確すぎて
突きつけられ続けて
嫌になる



早く終えたい

毎日そう思う



か細い
偽の光





夜は真っ暗になればいいのにね

それでこそ
夜なのに







きちんと夜を迎えて
きちんと朝を、迎えよう

私ならそれが出来る

あなたが教えてくれたから



泣くだけ泣いて

おやすみなさい