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出会い系の女39

2013年05月14日 12:49

シダックス駐車場に着いたら、意外なコトにカラオケの女がいた。

だいたい、男は定刻より1時間から30分早く着く。

とすると、定刻より女は、1時間以上前に来ていたことになる。

男は車を降りると、急いで女の元に、と言うより、女の方から車にきた。

アラ、どうしたんですか?
ワタシよりハヤクとは、

男は車から降りてドアの側で言った。


うふふ、どうしてなんでしょうね、ハハハハ

女は屈託なく笑った。

男はこの女の顔の輪郭がスキだった、
大きくはないがほんの少し切れ長で、澄んだ眼も。

目元もそうだが、女の唇は上品さを表現している。

この顔立ちから、髪を振り乱しておまんこしているとは、とても思えない。
この想像が、女をすごく魅力にする。
ギャップがあるほど、男は興奮する。

女医女教師に男が激しく興奮するのは理に適っている。
ナース白衣の天使という妄想が、男を興奮させる。
堕天使で興奮するのは少し違った意味でだ。

女は腰に、ほんの少しくびれ跡があるから、グラマーに見える。
女は胸やケツがそんなに大きくなくても、くびれが、胸とケツを引き立たせる。
それほどでなくても、紅一点の女が目立つのと同じ理由だ。

今日は珍しく、ジーンパンを穿いている。上は軽めの白のセーターで、
たぶん、ブランドものでないバックを抱えている。
ミエに縁遠い女だ。
男はこういう女がスキだった。

もっと、何よりスキなのは、屈託のないひょうきんさだ。


男の車に乗り込むと、

フト、気がついたように、

あら、イヤだ、

おまんこやりに行くみたいネ、キャハハ

女は言った。

いつも、いつもといっても、まだ3回目であるが、
このシダックス駐車場で待ち合わせて、車で近くのラブホテル直行
それがこの二人になんの疑念もなく、車に乗ってしまった。

しかし、今日は、

おまんこ、ぬき、


車に乗って二人で笑ってしまった。

車に乗ったまま、女は言った。

生理なの、ごめんね。

そんなことかまわないです、

ワタシだってやりたいのよ、毎日でもイイからやりたいの。

はい、

この2年間レスだったでしょ、その分取り戻したいくらいなのよ。

快楽には誰も貪欲だが、
過去に遡ってまで、得られなかった快楽仇討ちみたいまで要求するするのは、
女の特権かもしれない。

しかし、考えようによっては、この男も65まで女房以外の女を知らないことからくる、
快楽への復讐かもしれない。

生命とは快楽の燃焼だ。

だから、どこかで、不完全燃焼であれば、イノチに異常をきたすのはごく自然だ。

であるから、この女と男は、結びついた。必然である。

異常を解消しようとして、女と男は結びついた、タダ、それだけの理由だ。

しかし、もう一つの側面が残されている。

出会ったのは確かに、異常をきたした女と男かもしれないが、反面、ヒトでもある。

残念ながら、ヒトは他のイキモノと違って、ココロという厄介なモノがある。


男と女出会ったのは必要条件だが、まだ、十分条件でない。
女と男が出会ってもすぐ別れることは、この世に数え切れないほどある。
出会ってすぐ別れる方が、フツーといってもよい。

そう、十分条件の心がジャマするからだ。

女も男もおまんこしたい、必要条件だ。
しかし、そこから先は、ラッキー、アンラッキーの世界だ。

これを相性といって片付けるのは短絡だ。
なぜなら、体に相性は合っても、心に相性はないから。


このカラオケの女と、このあんぽんたんの男はラッキーだったといってよい。


あなた、ニオイ、スキでしょ、

後でニオイ、嗅いでもいいわよ、

はい、ありがとうございます、

大丈夫よ、タンポンだから、


女は気を回してナプキンでないと言いたかったのだろ。


男はAVを思いだして、まんこからはみ出しているアノ白い紐を頭に描いた。

そして、タンポンを口に含むAV男優を思い出していた。

生理タンポンって、どんな味するんでしょうね?

えっ、

女は男を振り返った、


キャハ、後で、舐めてみる?

ワタシはイヤだけど。

はい、ありがとうございます。


女は、まんこを舐められた男に遠慮はないかもしれないが、
それでも、
こういう会話を昼日中、男とさりげなくする女は、そんなに多くない。

こういうところが、この女が好きな理由になっている。

も、男は、楽しくてしょうがない。

まんこしてるより、楽しいかもしれない。


心が絡んでる証拠だ。


あのオ~

男は聞いた、

舐めたタンポン、また、戻すんですか?

キャハハハ、そんなわけないでショ、

スペアはいっぱいもってるわよ。

ワタシ、量が多いでしょ、いつも、3,4回は取り替えるわよ。

なんなら、量、飲んでもいいわよ、

死にはしないわ、キャハ

・・・・・・・


AVで男優タンポンを口に含んだところまでは見ているが、
大量の血を飲んだ画面は見てない。

死にはしないかもしれないが、
好きな女の血で、血まみれになるのも、
あんがい、悪くないかもしれない
と、ヘンなことを思った。


さ、カラオケ、思いっきり歌いましょ。

機転がハヤイ女だ。

男は、女のケツを追って、ノコノコシダックスに後ろからついて行った。


いつもの手慣れた様子で、カラオケという、密室空間に入った。

女は窓のカーテンを、シャー、っと締め、ライトを調節して、自分好みにした。

手際がイイ、

そこに店員が入ってきて、飲み物を注文した。

女はそんなことをテキパキ片付けながら、選曲を始めた。

男の飲み物も全部注文していたのだ。あーだこうーだと男にかまっていない。
そのテキパキさが男にとって、すごく、気持ちがイイ。

むろん、帰りに、テキパキと、カラオケ代は女に払わされてしまうだろう。
女のこの段取りが、小気味がいい。

男は、どちらかと言えば、不器用と言えば、聞こえはいいが、
グズである。
だから、テキパキ女には憧憬さえある。


嵐を5曲いっぺんに選曲した。

ア・ラ・シ

ワンラブ

ラブソースート

ビリー

風の向こうに


男は、ちんぷんかんぷんだ。

男は演歌しか知らない。



アラシ演歌、妙な取り合わせではある。

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