【妹ラブ！】電話エッチした事ある？

ある。
あんまり好きくはない。
メールえっちの方が僕には合うようだ。


「電話？なんですかそりは」
頭をかしげる幽霊ちゃん。もちろん、「電話という通信技術が現代に存在する」という事は知っている。しかし、実際に使った経験が、彼女にはないのだ。
「わらわの時代にはなかったのですよ～」
「じゃあ、どんな手段を使うっすか」
「文ですよ～」
「お手紙だね」

その昔
「はあはあ……宜しくお願いします」
部下に文を渡す
「はっ！」
部下は郵便係に文を預け、郵便係は馬を走らせ、送付先へ
「うむ。確かに受け取った。しばし待たれよ」

シコシコシコシコ……
はあはあはあはあ

「はあはあ……返事を届けておくれ」
「御意」
ヒヒーン

「確かに受け取りました」
くちゅくちゅくちゅ…くちゅくちゅくちゅ…ずぽずぽずぽずぽっ！
イクイク～っ

「はあ……はあ……これを」
「御意」
ヒヒーン
「確かに」
シコシコ……うおおお！
びゅくんびゅくんびゅくん！
「はあはあはあはあ。これを届けたらもう終いで良いぞ。ご苦労だったな」
文と瓶に何かを入れたのを郵便係に渡す
「御意…くっさ…」
ヒヒーン

「これを」
「きゃー。あの方の精子キター。でも全然足りないのじゃ」
再び文をしたためる。
「しかし、先方がたはお休みになられましたぞ」
「ええい。まどろっこしい！こうなったらそなたがあの方の代わりとしてわらわを抱くのじゃ！三発はしてもらうからな」
「おそれながらわたくしめも何度も馬を走らせ、疲れています故」
「郵便屋。これも仕事ぞ」
部下の女が郵便係を脱がし、おくちでご奉仕し、無理やり立たせる。

「そなたのようなゲセンの者が貴族の女をふたり同時に抱けるのじゃぞ。光栄に思うがいい！……んっ」
郵便係は部下の女貴族とデキテいたのだが、上司の女貴族には何の感情もなかった。

……とにかく、当時の郵便屋は大変疲れるって話だ。


「そんな羨まし……馬鹿な！」
「本当にあったことですよ～」

正直めんどくさいなぁ、それ


ちゃんちゃん