林さん更生旅行-　淫らモード

わたしのモードが変わる・・・

今度は　思いっきり淫らなモードに・・・

さっきとは違うわたしの動き・・・

なまめかしく体を反らして

より感じるツボに自ら刺激する・・・

意図したわけじゃない・・・

何十人もの男性と体を重ねて

頭じゃなく言葉通り　体で覚えた・・・

激しく　それでいて激しくない

触れられる指　わたしを貫く男性の力強さ

自分の指　自分の指に触れられる肌

指は触れた肌の感触に感じ

触れられた肌は　触れた指に感じて

仕草ひとつひとつが淫らに完成された姿

もっとも　わたしは自覚はあまりないんだけど

ちあきは評するところの

かなり淫らに完成体に近い姿とか


今度は言葉も出ない林さん・・・

「まだ　他にいますけど・・・見たいですか？」

言葉が出てこないみたい・・・

「でも　みんな　わたしっていう本質があって

初めて成り立ってて　その本質をがっちりと

包んでくれてるのが　ちあきなんですよ」

多分　言葉が考えられないと思う

普通じゃないとか　おかしいとか　まともじゃないとか

そういう世界じゃないものね・・・

「多分　あの人は　わたしが誰かとしたいと言ったら

止めません　でも　それは　愛情がないんじゃなくて

なんていうか　正しいとか間違ってるとか　そういうスパンは

度外視で　例えば　本気で死にたいと言ったら

本気で一緒に死んでくれると思います

わたしやちあきは　一般常識とか世間体とかなくて

ただ　本気で望まれたら本気で応えて

うまくいえないけど　それが　ちあきの妻

主婦ゆうこなんです」

「理解出来ませんよ」

「うん　出来ないよね　だから無理なんだよ」

「じゃあ」

「頑張って理解しても無理だよ・・・」

「えっ？」

「最初に理解出来なかったところで　

わたしとちあきの間には入れないの確定だから」

黙り込んだ林さん

さて・・・

　　　　　　　　・・・理解出来たかな？