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女の瞳

2012年07月04日 11:57

二十四の瞳は知ってるな、映画にもなった、

小豆島舞台にした、若い大石先生と12人の分校のハナシだわな。

ま、本旨は、小さいときからの教え子を、戦争のための兵隊に出して、
嘆くことしかできない大石先生の悲嘆の物語だ。

そして、もう一つは、貧乏だな。
貧乏のために学校にも行けない、丁稚奉公にさせられる。
大石先生にできることは、百合の花の弁当箱を買ってやるくらいだわな。

オイ、戦争と貧乏が人間を残酷にさせるが、
女の瞳をこれほどキレイにさせるモノもないな。

戦争と貧乏に縁がないおまえの瞳は、
欲たかりと隣の亭主の不倫に血走っているんじゃないか?

ソドムの街に生きるおまえは、股間は焼けただれ、瞳は白濁に濁りきって、
快楽の毒杯を毎日あおっている。

戦争と貧乏は、人類の最大の敵だが、
かぎりがない欲たかりと止めどもない快楽とは、
人類の最大の心の敵だろ。

悲恋と悲哀とで女の瞳はかぎりなく美しくなる。
女の瞳は悲劇がこよなく似合う。

女とかいて、悲しみと呼ぶ。
女の瞳とかいてビューテフルとよぶ。
ただし、女が不幸になったときだけだ。

戦争と貧乏は女を不幸にさせる、
女の瞳は、ますます美しくそして激しく燃え上がる。

夫を失い、子を亡くして
女の涙は、悲しみのあまり瞳をかぎりなく透明にする。

不幸に縁がないおまえは、欲たかりと不倫背徳に瞳は脂ぎっている。
次の獲物を狙って、もっと大きなダイヤの輝きを目指して。


ところで、瞳はなんでできているか知ってるか?
水だよ、ミズ、

心の中から湧き上がってきている水が、瞳だ。

うんだから、
おまえに心がなければ、当然水は涸れる。
心が深ければ、水は汲めども尽きぬ。

心が透明であれば、当然、瞳も透明だ。
そんなのわかりきっているだろ、

うんだから、
女の涙ってな、男もそうだが、
瞳が水の表面張力で支えきれなくなったモノだ。
表面張力
ギャハハハ、むつかしいなあ。

うんだから、おまえの涙はすぐ涸れるだろ?
浅いからだ、
心の泉と悲しいみの深さがないからだ。

女の瞳がエメラルドグリーンに輝くとき、
おまえの心はブルーサファイアになっているときだ。

不幸に縁がないおまえは、
君の瞳に乾盃、は、
ま、ムリだな。

悲恋と悲哀が女の瞳に値打ちを与える。
不幸が女の瞳をかぎりなく美しくする。

不幸と悲恋に縁がないおまえの瞳は、
欲たかりとかぎりない快楽の果てに白内障の混濁に歪む。

戦争と貧乏残酷だ、
しかし、不幸に縁がないおまえは白濁の瞳になる。

ギャハハハ


オレか、悪女の瞳は笑いながら、マタから涙を滝のように流す、

マタの涙がなによりの好物でな、ギャハハハ

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