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名器信仰はもう、あきらめましょう

2012年01月25日 00:20

私たちはいわゆる、ミミズ千匹とかカズノコ天井などという呼び名があり
そういうものが実在すると思い込んだりしています。
これは、男性器露出しているのに対し、女性器露出してませんので
いろいろとイメージを掻きたてられてしまうからなのかもしれません。

もちろん個人差によって、膣口がせまい女性はいます。
これは「締りがいい」という表現で間違ってないのかもしれません。
亀頭子宮頸部がピッタリハマって気持ちいいこともあります。
こういうことがあるのは事実です。

けれども、スポーツ新聞の読みすぎで、名器の存在を信じて疑わない
無知な男性の中には、「もしかして、ゆるい?」という言葉を
平気で女性にたずねる人がいます。
ゆるくさせているのはその「言葉」であると言うことを、
どうして気づくことができないのでしょうか。

男性だって、サイズや色や形が気になるように、女性もまた
自分の性器を、必要以上に恥ずかしく感じることがあるにちがいないと
思います。「色が黒ずんでいるんじゃないか?」
「左右で大きさがちがっていて、見せられないものじゃないのか」
などいろいろと悩んでいる人もいるんじゃないでしょうか。
しかしボクから見たら、そういった形状で、いろいろと思い悩み、
それでもなんとか見せてくれることに対して、激しい欲情を感じます。
いとおしくなって、クチビルで触れたくなります。

しかし名器信仰に取り付かれてしまうと、目の前の彼女のものではない
理想のイメージばかり思い描いてしまい、足りない気持ちだけが
前面に出てきて、今この瞬間の、大切なひとときを見失うのです。
幸せの青い鳥は、目の前にあるのにもかかわらず、です。

気持ちいいセックスを、女性名器によって実現しようという思想が、
いろんなムリを生むのです。
気持ちいいセックスがしたいのなら、「きれいだよ」「セクシーだよ」
「おいしそうだよ」と思いつくままに女性自身を褒めてあげてください。
「可愛くない」とか「グロテスク」と思い込んでいる女性は、その言葉で
すごく気持ちがラクになると思います。
男性だって「おっきいね!」「すごくカタい」って言われると
うれしいように、女性だって、とまどい、少し照れながらも、きっと
受け入れてくれるはずです。根拠はないけど、ボクはそう信じています。

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