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磯野家

2011年11月24日 19:07

「イソノ~野球しに行こうぜ!」

今日も窓から威勢の良い声が聞こえて来た。

読んでいた漫画をパタリと閉じてムクっと起き上がるカツオ

「ナカジマ、今日は野球よりもっと楽しいことしようぜ。ま、上がれって。」

いつもと様子の違うカツオに少し当惑したナカジマだったが、次にはイソノのことだからきっと面白いことが待っているに違いないという感情が沸き起こり、そそくさと部屋に上がった。

「イソノ、今日はどうしたんだい?」

「ナカジマは、棒とボールでする野球が好きなんだろ?」

「そうだよ」

「今日は僕らの棒と玉で、遊ばないか?」

そういうと、カツオはおもむろに自分の硬くなったバットを取り出した。
初めは驚いて閉口したナカジマだったが、カツオの硬くなったバットを見ている内に釣られて勃起した。

「ナカジマも出せよ。」

その一言に背中を押され、ナカジマは硬くなったバットを露わにし、カツオは徐にナカジマのバットを掌で包み込み動かした。

「イソノ、気持ちいいよ。」

ナカジマは今まで味わったことのない快感に酔い知れた。

「これだけじゃないんだ」

カツオは小さく呟くと、机の下から何かを取り出した。

「なんだいこれは?」

ザルに入った緑色の何かは野菜らしいことが見えて分かった。

オクラだよ。中からネバネバを取り出して良い事に使うんだよ!」

そういうと、カツオはザルに盛ってあるオクラを手でギュッと絞り、粘性のある液を抽出し掌に集めた。

「それをどうしるんだい?」

「こうするんだよ」
カツオは、ナカジマの質問に答えると同時に、オクラの粘液まみれになった掌でナカジマのバットを再びつつ込みこすり始めた。

「気持ちいよ。イソノ。」

クチュクチュという音と共にナカジマの吐息が室内にコダマした。

「次は、いささか先生に教えてもらった兜合わせをやろう」

「なんだいそれは?」

カツオは、ナカジマのバットを自分のバットとこすり合わせた。

「こうして見ると、イソノのヤツって僕のよりも大きいね。」

「ハハハハ、マスオ義兄さんなんてもっと凄いよ。」

そんな会話をしながら、二人は快感を味わった。

「ナカジマのを今度は入れてくれよ。」

カツオは、オクラの粘液を尻の穴に塗りたくりながらナカジマを誘った。

ナカジマのバットは、イソノにベンチ入りした。

「うわあ、こんなの初めてだ。」

ナカジマは歓喜の声を上げた。

「出す時は、外に頼むよ。」

「わかった!あ!」

カツオから引き抜かれたバットは、キャッチャーフライの如く精液を空に向かって打ち上げカツオの腰当たりに精液撒き散らした。

興奮したナカジマは、胸に手を当てずとも自分の鼓動を感じられた。

「イソノまたこんな遊びをしようよ。」
「もろちん…間違えた。もちろんだよ。」

カツオはそう言いながら、精液もろとも粘液をオクラに塗りつけ始めた。

「何をしてるんだい?」

カツオのその不思議な行動についてナカジマは尋ねた。

オクラからネバネバがなくなっていたら、姉さんや母さんが怪しむでしょ?」

そうして、ナカジマの精液を含むオクラの粘液は、潰れたオクラに戻された。

数時間後。

台所に立つフネサザエ。それをタラが近くで見ていた。

サザエ、今夜のオカズはなんだい?」
フネが聞いた。

オクラサラダよ。この酢醤油を混ぜて出来上がり。」

かき混ぜていた酢醤油が良い加減になったところで

タラちゃん、ちょっとそれ取って」

サザエはザルに入ってテーブルに置かれたオクラをタラに持ってくるようお願いし、そして、そのままタラが持って来たオクラに酢醤油をかけた。

「母さん、この味どうかしら?」

「なんだか、変わった味がするわ。なんでしょうね。なぜだか、若い頃のお父さんを思い出すわ。」

フネの謎の言葉を残したまま、サザエ特製オクラサラダは磯野家の食卓に並んだ。

カツオは、手を付けず、食べ残しをナミヘイに叱られた。

ちょっぴり悲しいことがある。

そんな磯野家だった。

このウラログへのコメント

  • つつみ★けい 2011年11月24日 23:10

    > ★尊師☆さん

    想像してみるといいよ。

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