喪失を乗り越えて

昨日の続きです。
相変わらず、へっぽこな文章なのでスルーを推奨します。


愛する人を喪失するという事は、どういうことでしょうか？それは、自分の体の一部が無くなることに似ています。心の一部が欠損してしまうことです。その欠損をどこかで取り戻さないと、ダメージが減りません。では、どうやって取り戻すのでしょうか？

１．泣き喚き、悲しみに涙し、ウツになる。

実は、これが一番健全な解決方法です。『時間が解決してくれる』ということは、このプロセスを時間をかけて行うということです。この期間はできるだけそっとしておき、一人で解消する時間を与えたほうが良いと思います。やがて回復に向かう過程で家族や友人のサポートがあれば、ほぼ立ち直り、傷は過去の思い出に風化していきます。
ただ、この方法はめちゃくちゃハードなので、精神力、体力を必要とします。例えば不倫相手を失う時などは、誰の力も借りられないので、一人でじっと耐えなければなりません。
その代わり、哀しみを完全に消化できるので後に引くようなことはありません。

２．代わりになる対象を見つけ、逃避する。

これは、１．の方法がハードなのに対し、かなりソフトになります。麻酔に似た効果があります。今まで一人の人に向けていた情熱を他の人に向けるので、傷や欠損が隠れてしまいます。自分を見つめることなく、次に行ってしまうので反省とか進歩とかは全くありませんが、何せ人間は毎日を生きていかなければならないし、仕事や生活を保つためには有効な方法です。
欠点は、若くなくなった時（気持ちに若さが無くなった時）立ち直れないような後悔と懺悔が噴出し、苦しい老後が待っているような状態になることがあります。若い頃のツケを老後に利息をつけて返すような感覚です。

３．心を凍らせる。

文字通り、フリーズさせます。相手との思い出を最も大事なものとして捉え、自らを封印するというやり方です。ちなみにこの方法を選ぶタイプはナルシストが多く、フリーズしたことを言い訳に何人の異性と同時に関係を持ったり、全く異性に関心を持たなかったり、体だけの関係を何とも思わなかったりします。
変な話ですが、とどのつまり、心の核は完全に閉じられており、他人との距離感を全く取れない状況です。人は誰かとの共感（シンパシー）を持つから人なのですが、この状態におかれると、動物的になります。自分を慰めてくれる人がいれば誰でもよく、相手の心と一緒にいることもなく、一体感を感じることはありません。
この方法は欠点はないのですが、あえて欠点を言うならば、周りが迷惑します。
そうです。いわゆる精神的疾患と呼ばれる状況です。このサイトにも少なからずいるような気がします。精神的疾患を持つ人にシンパシーを感じると、精神的疾患はうつります。気をつけましょう。

デジを見ていてこの４年間。
ちょっと総括っぽくしてみましたが、多少でも皆様の参考にしていただければと思います。